きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

ひつまぶし

15年くらい前のことです。

大学2年の時、愛知の奴らに無理やり食わされました。

 

同期の家で宅飲みをやることになりました。

人数は15人くらい。北海道の隅っこなので無駄に広くて学生向けアパートでもそのくらい余裕で入るのです。

さて、夏なのでうなぎを食うという話になりました。

3、4人が買い出しに行ったのだがこれが全員愛知出身。

飲み会のメンツは関東などの出身がほとんど。

関東の人間はうなぎ=蒲焼きです。それしか知りません。当時はそんな感じ。

買い出しに行った奴らは調理をしていました。

が!

いつの間にかうなぎをぶつ切りにしてる!!しそをみじん切りにしている!!!何でしそ?

そしてうなぎとしそとごはんを混ぜようとしている。

ここでけっこうマジな言い争いが始まった。

関東「何をしてるんだ!!」

愛知「こっちではこうやって食うんだ」

関東「そんなもの食えるか!!」

愛知「いいから食え!!!!」

負けたのは関東。

あまりのおいしさに全員衝撃を受けました。

「うまい……!うまいよこれなんていうの」

「ひつまぶし」

 

私は名古屋でひつまぶしの店を見るとこの件を思い出します。