家の固定電話に電話が来た。母が出る。
「けっこうです。え?はい?じゃあわかるものと代わります」
何の勧誘だか知らないが「けっこうです」は断ったことにならないぞ、と思っていたら途中で交代。
「はい」
「お宅のネット回線は月々7,000円かと」
「何で知ってるんですか」
ここでオペレーターはうろたえたというか明らかに動揺した。
ある程度は一律に決まっているんだろうと想像できるけど、言ってみた。
「それは基準があって」
と言いつつ商品の勧誘に入ったので
「お断りします」
と断った。
切った後母に言われた。
「けっこうです」と言ったら「了承した」という解釈をされて話を進められそうになったので私に代わったらしい。
「何で知ってるんですか」というのは私の父が勧誘を断るときに使う手なんだそうだ。
「この電話番号が私だって、何で知ってるんですか?って言ったらだいたいは答えに詰まってその間に電話を切れる」
だそうです。