私の家にテレビはないのだが、月に1回実家に帰っているのでその時にまとめてみている。
【第1夜】
・だんべ多すぎ
・血洗島にあんな河はない
・岡部に行くのに最初からそんなに飛ばしちゃだめだ、遠いぞ
・しゃべり方に違和感はない
・語尾に「だに」が付くのはこの地ではふつう
・はあが少ない
・岡部に何もないのは本当(いや、厳密に言ったら畑と家はある)
【第2夜】
・しゃべり方は親と同じだ
・昔の岡部藩は(現在に比べて)超強力な力を持っているのだなあ
・血洗島の背景に山はない
【第3夜&第4夜】
このあたりで栄一は江戸に行く(血洗島を出る)と思っていたのでちょっと意外だ。
もう私が眠くなってきた。
はっきり言ってしまうが私はこのへん出身なので、歴史は興味ないけど地理的な位置関係だけは完璧に把握している。
まず、榛沢は郡だったのね。そこは驚くところです。
そして岡部には代官がいたのか………!悪代官に描かれているけど代官は代官だ。おー。
もう榛沢も岡部も深谷に吸収されちゃった。
榛沢村が岡部町に吸収され(50年くらい前)、岡部町が深谷市に吸収され(20年くらい前)、といった具合です。
何か、戦後に力関係が逆転してないか。どうしてそうなった(追及する気なし)。
榛沢も岡部も深谷市の地名で残ってます。
親はこのへん出身のくせに
「岡部藩ってどのへん」
などと言ってくる。親も歴史に興味がないのだった。
今の岡部は商業的にはまったく栄えてなくて、チェーン店はコンビニ数件とヤオコーしかないの。
主に畑しかない。住宅は増えてきてはいるけど畑の方が多い。
よく「増えてこれなの?」と言われます。
深谷はねぎが有名ですが岡部藩はとうもろこしやブロッコリーです。
さて、方言について。
地図上ではパッと見、東京に近いような気がするけど標準語じゃないです。全然。
群馬弁に影響されていると思っていたのだが、武州ことばっていう表現なんですね。
知らなかった。
よくSNSなんかで「地元がドラマになっているけど方言に違和感が」的な発言を見ますが、別にそんなことはなかった。
話し方についてはほぼ違和感ない。劇中では「~だんべ」が多いような気はするが言うことは言う。
他地域の皆さんには語尾に「~だにい」と言っているのは違和感あるかもしれないが、私の親及び親戚の高齢者は全員このしゃべり方だ。
何の問題もなし。
「はあ」が少ないとは思った。
文字にするとため息や生気のない返事みたいになってしまうのだけど違う。
用例が思いつかないが。。。
「はあもうけえるん」みたいな使い方しか思いつかないわ。。。
訳)えー、もう帰っちゃうの
用例2)言ってくれりゃよかったんにい、はあ
訳)言ってくれればよかったのに、もう
最後に。
渋沢栄一の家ではお蚕様と藍玉をやっていますが、このへんの農家に生まれた親のひとこと。
「お蚕様はうちでもやっていたけど、藍玉はやってなかった。知らなかった」
普段ドラマは見ないし歴史も興味ないけど、見始めたら面白いので録画だけして実家に帰った時に観賞すると思います。
ただ、ここのブログで感想はもう述べないと思います。