きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

高校時代

私が通った高校はけっこう、いや、かなり自由な空気が流れておりました(今はどうなのか知らん)。

制服に憧れて入学したものの、「制服を着なければいけない」という校則がなかったので、制服の奴と私服の奴が混在するという不思議な学校。

進路に関しても、口は出されない。

三者面談も 「××大学受けます」 「受ければ?」 的な感じ。

普通の進学校なら私が理系クラスに行くと言っても成績で文系にされてたことは間違いないと思います。

もともと文系志向だったんですが、普通科なのに生物と化学は妙に実験に力が入っていて、実験が面白くて理系に行くことにしました。

まー、文系クラス行っても物理とかやるんだけどね。

もちろんその逆も然りです。 理系行っても古典とかやる。

文系とか理系とか分かれるのは3年生だけなのでこういうことになる(今は2年で分けちゃってるらしいけど)。

進学校だと履修科目搾るんでしょうけど、一時期問題になった未履修は、この高校はないでしょう。…たぶん。

ただし、教科書の最後まで行った科目はひとつもなかった、と言っておく。

3月にもなってくると 「あとは自分でやっといて」 が基本です。 無茶苦茶です。

3年生の数学あたりはどう考えてもムリだと思う…。

おかげで、進学できない高校として周辺では有名だった。

でもいろんなことやったのは身になったと思っている。

高校の理科って2科目でいいらしいということを大学時代に知ったのですが、私は生物も物理も化学もやりました。

食品に物理は関係ないと思っていたのですが、食品工学の時間にけっこう役に立ちました。

ただ、食品系統に進学する人って、特に女子は理系クラスでも物理そのものに抵抗ある人多いです。

私は理解できなかったけど、運動方程式くらいは好きです。理解できないけど。

化学の実験は大学入った頃の実験とだいぶ被っていたので非常に助かりました。

高校ってそういうもんだと思ってたんですが、ゼミの先生に言ったら驚かれた。 

 

【2021/8/2追記】

この話は角度を変えて何度か出てくる。