今更ですが、今回の地震で道外の方ならたぶんこう思っているはずです。
「いぶり?…って何?」
北海道以外の人に支庁制の概念を説明するのって難しいよなあ。
地図とかに落とし込むとこんな感じ。
と思ったが今は支庁とは言わないのか。廃止になったの………。
この記事では支庁で通します。
今回は釧路や網走みたいに実際の市町村と同じ名称が割り当てられてないのでもっと別の表現をするのかと思ってた*1。
強いて言うなら苫小牧地方とか?
苫小牧は胆振支庁です。
道外の人にとっていろんな意味で苫小牧がどういう位置なのかわからないけど、道内では大きい方の都市です。
そこで道外の人はこの文の冒頭に戻って
「いぶりとうぶ」「???」
となるわけです。
リンクした記事にもある通り、北海道の天気予報は支庁で表現されます。
ガイドブックには「天気予報はすべて支庁。××市という表記ではないので行きたいところがどの支庁なのか気を付けること」と書いてあるものもある。親切だな。
15年くらい前だが、STVのアナウンサーがラジオでこんな話をしていた。
「東京の人からサスペンスで使う天気予報のシーンの原稿を渡された。
内容は『函館市の昨晩の積雪は……』というもので、道内向けになるように直しを入れてほしいと言われた」
なので函館市を正しく「渡島地方の(おしまと読む)」と直したら「わかりません」と言われたらしい。
「でも函館って言わない!渡島は渡島!!」
「それは道外では通じないです」
ということで、お互い頭を抱えたらしい。話の落ちは忘れました。。。
私は埼玉で育って18から22まで北海道にいたのですが、この表現で驚いた記憶はないです。
移り住んだ頃はやることいっぱいあったからいちいち覚えてない。