暇だといろんなことを思い出してロクなことにならん。
以前の就業先で私に業務を叩き込んでくれた人がいました。異性です。
たぶんだけどこの人私のこと好きだったと思います。
知り合って半年くらいの頃に「ああ、好かれたな」と思いました。
根拠は忘れた。いろんなことの積み重ねなんじゃないでしょうか。
ただ、好かれるにもレベルはあると思う。
ざっくりと「嫌いじゃない」「人として好意がある」「飲みに誘いたい」「チューしてもいい」「エッチしたい」という感じに割れないか。
どれだったかはよくわからん。
200円の大袋の菓子を高いと言い切るような人が、誰もいないときに100円の菓子くれるとかどう考えてもおかしい。3回以上あった気がします。
立派な餌付けだと思う(笑)。
「なつみさんはドキッとするようなことを言う」
と言われたことも2回くらいありましたが、意味がよくわかりません。
別に相談したわけではないのに雑談の延長で私の行く末について話し合いになったこともあった。
かといって、説教ではなかった。
その人から価値観を押し付けられたわけでもなかった。
遠回しに「あなたは派遣じゃない方がいいと思う」くらいは言われたような気がするけど、それはまあ一般論なわけで。
たぶんこの人個人の考えだったら私を直雇用にしたいような言い方だったけど(私はそう受け取った)、この就業先では無理だという雰囲気。そこは言葉で表現しない。空気で表現する。全部空気で判断するしかなかった。言質取られたくなかったんだと思う。何ていうか悶えてたように見えた。
私、職場に対しては隠すしかなかったけど、躁うつ病なんですよね。。。
それで派遣やっているの、とは言えず。
この時、派遣の契約が1年以上残っていたので
「次どうするにしたっておカネかかるんだからもうちょっとここにいて蓄えとけば」
と言われるなど。
この頃タイミングよくとある企業の正社員募集に応募したら内定をもらった(が、ぶっ壊れてすぐ退社しました)。
もちろん派遣会社を通して、、、、、、、、、、、派遣会社はすぐに就業先へ報告しなかったので1週間くらいだったと思うけど、私は隠すのに疲れた。
この間にまた事務所でこの人とふたりきりになった。
最初、向こうは
「人間関係とかどうなの?××さんとか」
と振ってくるので私は思わず
「固有名詞出しちゃっていいんですか」
などと返したり。
話をする順番が違うのはわかっていたけど
「実は、、、、、、来月いっぱいで契約終了します。派遣会社側がまだ何も言ってないと思いますが、次が決まりました」
と言ってしまった。すると向こうも
「同じタイミングで転勤になる」
と言った。
今思えば、この時人間関係のことなんか心配してくれたのも、もう会えなくなるということがわかっていたからでしょう。
これに対して私が(相手にとっては)斜め上の発言をしたのですが。
そして後日「なつみさんがんばったから」という名目で商品券いただいた。
200円の大袋の菓子を高いと言い切る人が、2,000円相当の商品券!
しかも百貨店の包装だ。怖い。気合入りすぎ。
最後は最寄の駅で会いました。
職場では慌ただしくてあいさつをきちんとできなかったから会えたらいいなあくらいの気持ちでふらふらしていたら、いた。狙ってないよ。
「新しい会社でも、、、」とか「お世話になりました」とか他愛もないあいさつだった。
文脈はあんまり覚えてないけど「もう会うことはない」とはっきり言われました。
そうだよね。
連絡手段を知る方法はいくらでもあるはずなのにお互いそれを知ろうとしなかった。
だってこの人既婚者だもん。
最後は握手して別れた。向こうが「しましょう」と言ってくれた。
以上、過去の職場にいた、私を好きな人の言動でした。
え、あ、私の気持ちですか?
私はその手を洗えないと思った。
そのあと小一時間、手にそっとくちづけをしては泣いた。
………何て気持ち悪い。。。
世の中は狭いので私がぶっ壊れたことはこの会社の人にも漏れているんじゃないか。
ただ、この人は転勤しているので知っているかどうかはナゾ。
風の便りというものがあるのなら知る機会はあるのかもしれない。
どのみち顔向けはできないよね。
会いたいとは思わないけどただただしゃべりたいとは思う。
ていうかこの人、最後の挨拶が終わった瞬間に私のことなど忘れたでしょうね。そんな気がする。
それで納得していたのに、しばらくの間きれいに忘れていたのに夢に出てきやがった。。。くそー。暇だからかな。
この記事内で出した数々のエピソードを思い出してしまってひとりになったら泣いている。
それが私の気持ち。
あ、思い出した。
ある時飲み会の時があったのだが、席が離れていたので私はそっちは一切見なかったのに翌日酔っぱらい方がどうこう言われたな。
うあー2000字なのかこれ。長いし、痛いよ。