きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

エクセル

私にパソコンスキルは皆無だった。

おかげさまで事務作業が超絶に遅い。

単に文字の入力だけならここのブログを更新する関係でそこまで遅くはないのですが。

スマホでも入力するから毎日は、やってないけどね。

 

母は言った。

「おとうさんはね、会社がひとり1台ノートパソコンを貸したから頑張って覚えたの」

 

確か6年生の頃父はノートパソコンで何かやっていた。

そうか、パソコンを詰め込んでいたのか。

30年前にひとり1台貸与なんて、さすが超大手電力会社はやることが違う。

しかしパソコンの何を詰め込んでいたのだ?そう思って本人に聞いてみた。

「おとうさんはワードやエクセルをいつ覚えたの」

「30代後半…………、40?そのくらいだ」

今の私とほぼ同じだ。しかもプログラミングやマルチプランから勉強して、74歳でも使いこなしているのだからすごいよなあ。

私もがんばらないとだ。

 

私は今の状況を述べてみた。すると結論はこれだった。

仕事の内容が分からないのに覚えようとしてもムダ。

 

父は様々な機能について述べるのだが「うーん、それは今の会社では使わなさそうだなあ」と思った。

私が仕事で使うのって、せいぜい「画像を取り込んで掲示物作る」とかそんなもん。

オフィスの便利技、みたいな本を読んでも読んでも頭に一切入ってこないのはそういうことだったか。

「やりながら聞いて覚えるしかない」という結論にも至る。

でもそれはまあ、他のお仕事もそうなんだけどね。

例を出してくれた。

「会計ソフトを入れても俺が知りたいのは『予算に対して既にいくら使っているか』なんだよ、それは会計ソフトではできないんだ」

父は本業の他にNPOの運営にも関わっているので本当にそう思っているのだろう。

これに対して私が

「私はエクセルで食費の予算に対してもうマイナスだわ、とか1日当たりの平均額出して使いすぎだわ、とかやってる」

と答えると

「そういうことなんだよ」

と言われた。

 

ちなみにワードについては

「俺らの世代(昭和20年代生まれ)はみんなワープロから入るからワードは使えばすごいと思っているけど、エクセル使えたらワードなんていらん」

だそうです。

確かに私も仕事でもプライベートでもエクセルが9割だもんなあ。

ワードなんて職務経歴書作成の時にしか使ってません。

エクセルを使いこなしている人は「こんな便利なものはない」と言うので、私はその世界をバラの色だと思っているのかもしれません。

それで目的を見失っているのか?