きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

WDBの研修【午前編】

【はじめに】
WDBは派遣会社です。
食品や製薬メーカーなんかに理系実験系のスタッフを派遣しています。
私はこの会社ともめているし、縁も切れているから今回は言いたい放題です。
そのことは最初にお断りしております。
 
この記事、過去に作った様々な場所に置いては移動してきたんだけど、ひとり飲み会に集約します。
初出は2014年夏くらいだと思います。場所はFC2です。
テンプスタッフとWDBという過去記事で私はWDBに対して「研修に最大の不満がある」と述べましたが、その研修の感想がこれです。
長くなるので「午前編」「午後編」の2回に分けました。内容としては
・研修内容と仕事の希望がまったく一致していない
・強制する割にしょーもない内容で1日拘束される(無給、交通費なし)
の2点に対する怒りが根底にあるので、めちゃくちゃ感情的で読むに耐えない表現になっております。
ではどうぞ。 
 
【ここから当時の本文、赤字は2020.9.10時点での修正】
2014年某日、東京都内某所。
日時は2014年6月頃、東京駅から徒歩数分のビル内の1室で行われた。広かった。

 

着いたのは15分前。
いきなりマナーテストなる冊子を渡される。
始まるまでやっててね、という感じ。
人並みのスキルはあると思うけど、筆記試験になると自信なし。

 

参加人数は私を含めて7名。
時間になり講師があいさつを始め
「ではみなさんにも自己紹介をしてもらいます。
名前、バックグラウンド、今日の研修に対する意気込みをお願いします」
とか言い出す。
名前とバックグラウンドはいいとしても、意気込み?
別にないよ。意気込みもくそもない、この研修受けなかったら次の選考に進ませないからでしょ。
………適当なことを言いました。
食品関係は私だけでした。

 

次は実技テスト。
その前に計算問題から。
モル濃度の出し方とか、もう覚えてねえ。

派遣は指示されて決められた濃度のものを調整することはあっても、特別な思考を要することはあまりないような。派遣先によるのかもしれないが、私の経験ではそういう計算は要求されなかった。

現場にはそこまでの知識はない雇用形態の人もいるんだから、実際のマニュアルは理論的な概念は全部飛ばしていることもあると思うのよ。

食品会社の微生物検査だったら

「リン酸緩衝液(市販品)をXml、食塩をYg入れて、蒸留水5L。終わったらオートクレーブに入れてね」

くらいな感じ。どの試薬を何%にして、みたいなのは、ない。

※これでも理系です。

 

ルーチンで作業する時って手順が決まってるからそんな計算に遭遇することはめったにない。
で、たまに計算しなきゃいけない時に慌てふためくのは私です。

 

計算の次は実技。これが
かなり分析化学寄りだった。
私は微生物検査の職を希望しているのだが。
WDBの案件数的に少数派ではないはず。
メスピペット(食品はこっちが多い)の扱い方とか何のためにオートクレーブがあるのかとか、そっちをやってくれ。え、そのレベル?と思うかもしれないがこの研修自体このレベル(詳しくはこの下参照)。
それにしても、もう操作なんて半年やってない。

 

薬包紙折ってたら、経費削減のために裏紙じゃなきゃダメな会社思い出す。
安全ピペッターなんて学生時代に使ったのが最後だ。
おかげで、手際の良さ60パーセントとかいう評価になってしまった。
何だ手際の良さって。何が基準でどうやって判断しているのだろう。速くてもミスしたら意味がないと思うのだが。
ていうか、研修での操作は
モル濃度うんぬんを計算→粉末を溶かし→メスフラスコ使ってどうこう
という内容だった。
もちろん、上にも書いたように隙間時間に希望する仕事のヒアリングとかマナー講習とかあるんですが、実験とおぼしき操作は以上です。
これで企業に
「弊社スタッフは弊社独自の研修を受けましたから」
と言って売り込むという解釈でいいのかな。
 

 

午前の部はここで終了。