父(75)がいよいよ本当に退職、仕事からは引退することになった。
誕生日のお祝いも兼ねてなんかプレゼントでもするか。
数年前に知人からいわゆる6次化産業に誘われはまったというか、父にとっては沼だった。
引退後はその道にますます何もかも突っ込むのではないか。
父は電力しか知らないので私が(可能な範囲で)入れ知恵したこともあった。
だから専門書にしようかと思ったが、実家で何冊か見たので止める。
ていうか、食品加工の本だったら私が横取りしてしまう。
品質管理はちょっと違うしなあ。経営のことは私にはまったくわからん。
でも本はいいかもしれない。図書カードにしよう。
予算は3000円。
しかし…………私はやっちまった。
横浜そごうの紀伊國屋書店でギフトを購入しようと出掛けていった。
事前に用意したのは現金5000円。
2600円の本を買ってしまった!
本末転倒だわ。
だって、マニアックな本だからここで買わずにどこで買うのって感じ。
そうしたら当たり前だけど手持ちの現金がない。カード払いは好きじゃない。ATMへ行くのは面倒くさい。うーん。
まだ時間があるからギフト券は保留。
私の父への感情はこんなもんだったのか。
ところで、何の本を買ったのか気になる方もいるかもしれないのでそこんとこ言及しときます。
分析化学の本です。こういうの。
今の職場では簡単な分析をやっているのだが、原理とか基本的なことを理解しないままここまで来たのでやり直そうかなあ、みたいな気持ちで買った。
でも積ん読本になりそうで怖い。