今月はもう1冊ある。近所のコンビニで目が合った。
ゼクシィ。
以下、筆者の歪んだ結婚観が炸裂します。
歪んでいるのは自覚してないけどよく指摘されるので、ほどほどの表現を心掛けるようにしたい。
私は男が大嫌いなので、結婚の何がいいのかさっぱりわからん。
しかし実はゼクシィ買うのは3回目です。
過去2回はもちろん興味本位。10年くらい前かな。
そのうちの1回は名古屋で買った。結婚式派手だって言うから内容はどうなのかと思ったが、意外と普通だった。地域色は特になかった。
さて、そのゼクシィ。首都圏版を買った。
まずは外観の感想。
付録込みで厚さが5cm!!!
付録はポーチとエコバッグ。エコバッグは欲しかったのでちょうどよし。
重さは2㎏!雑誌の重量じゃねえ。普通に本を持つ感覚で持ったら腰が抜ける。
この角で人の頭を垂直に殴ったら相手は悶絶しそうだな(コラ)。
脱線するがちょっと考えよう。2㎏の物体を(憎しみを込めて)時速何kmかで0.2mくらい上から振り下ろしたらその衝撃は数値的にどのくらいかわからんが、悶絶はするなあ。
鈍器じゃないし人は殺せないと思うけど、立派な凶器です。それでいて300円!表紙にも300円だよ!って書いてある。
専門書でこのボリュームだったら5万円するでしょう。
ほとんど広告なんだろうな。。。
ネットや雑誌に転がっている話では「同棲中の彼女がゼクシィを毎号積み上げる」というのがありますね。
結婚情報誌を積み上げて男にプレッシャーを与えるという。
こんな重くて分厚い本を積み上げるとか狂気ですね。崩れないのかしら。女から求婚すりゃいいのに。
で、内容ですよ。目次を見れば悪態しか出ません。
もうここから先は読むに堪えないので読まなくていいです(ここから上は読むに堪えられる内容だったというのかこの筆者は)。
結婚式って、どうしても、どうしても女の自慰行為としか思えないんですよ。
男がやりたい類のものではないような気がする。
ドレスでキレイに着飾って、パートナーを見せびらかし、幸せアピール。
自慰というかマウント取りに行ってるというのかもしれないが。同じことか。
知り合いの女性に対しては「幸せそうで何より」とは思う。矛盾しますねえ。
実際、結婚する女性って何とも言えない色気はあるんだよね、それはそう思う。
しかし、男性に対しては「結婚してまで性欲満たしたいか」としか思えない。
この本には結婚式と式場の情報だけが載っているわけではなかった。
「結婚が決まったらこうしましょう」的な記事だってあるのである。
この記事は薄い本になっていて差し込むようにして本体とつながっている。
最初、袋とじかと思ったが最後のページだけミシン目が入っていた。
内容は親に挨拶するところから始まり、結婚式当日までの準備。
そこでおカネがどの段階でどのくらい必要かという解説が丁寧にされている。
挨拶で持参する手土産は3000円くらい、それに交通費が乗っかる、みたいなところから始まる。
特に気になったのは、結納50~100万円………。
私は結婚に興味がないのでこういった流れは全く知らなかったのですが、これを読んでこのように解釈した。
結納金払ったらタダで性的なことが解消される。
そしてそのうちの何回かで子孫も残せる可能性がある。絶対に残せるとは言ってない。
家事や育児だって女に押し付けられる…………かもしれない(じゃなかったらyahoo!にあんなに大量のワンオペネタ、ふざけんな夫ネタが出るはずがない)。
私は男が結婚するメリットってわからなかったけど、こういうことか。
その権利が100万で済むのなら安いのか。
世間一般の常識(建前)で考えたら、それは違うと思うぞ。
確かにタダになるんだろうけど、離別か死別するまでひとりの女としかセックスできないんだぞ。男の人にとってはつまらないんじゃないの?と思うのだが。。。
さっきから「結婚したらタダ」という発言が多々出ますが、言ったのは実の父親です。
そこが男性の本音なんじゃないかと思っている。
知人にこの話をすると「それが娘に言うことか」という反応しかないですが、うちはいわゆる下ネタは昔はよくしていた。
最近は親も子も枯れたと思う。私はいったい何の話しているんだ。
結婚の話をしています。
まだ50ページ。
結婚にはまったく興味がないが、読み物としては面白いかもしれない。
この雑誌、1200ページくらいあるんだが。まあ900ページ以上は広告です。
広告を全部抜いて純粋に記事だけになったら、薄っぺらい雑誌になりますね。え、内容も薄っぺらいかって?さあ、そこまでは。
広告も、写真撮影だけの式、地域の結婚式場、リゾート婚、指輪、保険などいろいろあるんですね。
指輪は興味あります。欲しいと思っていたが、値段を調べたことはなかった。
目的はファッションと、何かに対するフェイク。
しかし…………何万もするんですね。今知った。じゃあいらないや。無くしそうだし。
付録の婚姻届は2種類もあった。
ピンクのと美術家の描いた美しい柄のもの。美しいものは記念用ということみたいです。裏面の絵は好みなので飾っておいてもいいかもしれない。
ただし、「ピンクの婚姻届けは受理されるかどうか自治体に確認してくれ」という文言があった。受理しない自治体GJ!
ていうか、何でピンクなんだろう。
緑は離婚色だからダメなのはわかるが。
世間の価値観だと暖色系は女の色だから、ピンク=女が主導権を握るというか逆から考えれば男の意思はどうでもいいのか?
結婚に浮かれているのを象徴したのがピンクなんだろうか…………あっ、脳内お花畑の色か。
あとは式場の広告をぱらぱら眺める。
地元と横浜の相場の違いを見て「ふーん」と言ってみたりする。
当たり前だけど、横浜は高い。
300万円くらいするんだ。。。
50名招待して750万円という式を挙げたという知人もいますが、かなり特殊な会場なのでゼクシィなんかには載りません。
疲れたのでこのへんで終わりにします。
悪態に2000字費やしたらもう充分でしょう。
最後に。
散々悪態が出ましたが、ゼクシィは特に悪いことしてないぞ。それはわかる。
おかしいのは私の男性遍歴である。