きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

面接食品工場編

食品工場から面接に呼ばれた場合の話でも。
主に女性の話になります。

1。匂いを発するもの
ムース、ワックス、化粧品は無香料が基本。
香水はもってのほか。
理由は製品に臭いが移るため。

2。おめめ
アイシャドウはオッケー。
まつげには何もしない。
マスカラ、エクステはだめ。
落下して異物になる。
学生の就活だったら「知らないのね」で終わるけど(入社後に教育すればいいし)、経験者はあかん。
男性は疎いのでごまかせるかもしれないが、女性が面接官にいたら見破られる可能性大。

3。髪留め
まとめるならゴム。
ヘアピンはだめ。
シュシュ、バレッタは会社によって解釈が割れるので飾りのないゴムが無難。
髪型は普通なもの。
普通とは何か。定義はないと思う。明確な定義のある企業なんてなかった。
ただし、私は入社後にロングヘアはダメだと言われたことがあります。
そこは下請けだったのだけど、長い髪が一人いたら長い髪のクレームが来た時にすべてこちらのせいにされるというのが根拠だった(これが根拠になっているかどうかについては話が別ですが)。
従ってお勧めできない髪型はある。
これも普通の話の逆で、特に明確なものはない。常識で考えろっていう話になってしまう(常識って何なのかと言ったらこれも話が飛ぶのでここでは控える)。
地毛だったら交渉の余地もあるかもしれない………?
お勧めできない髪型が許される会社はほとんどないと言っておきます。

4。筆記具
メモを取りながら話を聞いて、熱意をアピール!とはよく言いますね。
しかしシャーペン、鉛筆は芯が折れる。
応接スペースを工場とみなしている会社なんてまずないと思うけど。
食品工場は外観は工場でも、中の事務所や応接室は製造エリアではないので工場とはみなしません。

5。ストッキング
入口で靴を脱ぐ可能性大。
スリッパに履き替えるならまだ問題ないが、工場の方針でスリッパがないことがごくたまにある。
伝線だけでなくつま先注意。穴が空いてたら目も当てられん。

6。つめ
短く切り、装飾は何もしない。
磨くと表面が光るので何かつけている?と誤解を招くような気がする。
個人の考え方ですが、正直なところ磨くのも誤解を招くから止めたほうがいいと思っている。
他の従業員と揉める確率が非常に高い。
「あの人はマニキュア付けてる!」
「あれは磨いていると本人が言っているから違う」
「本当かどうかわからないじゃない!何であの人は許されるの!!」
この繰り返しになる。正しいかどうかは別として、こういうことを言う人はだいたいどこの会社にもいる。

髪の話でもそうなんだけど、経験者が装飾なんてしたら私なら採用しない。
経験のない学生やパートだったら「装飾はできないけど、それでもこの会社に入社したいか」という話になるだろうなあ。
でもこれは親切な方で「業界に対する勉強不足」の一言で片づけられるかもしれん。

7。アクセサリー
結婚指輪………しないほうが妥当。
もちろん通勤時はいいんですけど、業務で工場に入るので面接ではしない方がいいような気がする。
筆者が独身で指輪は持ってないので面接でどう評価されるかよく知らない。
工場から完全に切り離されている研究所や製造現場に入らない総務部などは問題ない………かというと、会社によって解釈が割れるんだよなあ。
工場に入らない職種の人は「結婚指輪ならオッケーですか」と聞いてみてもいいかもしれない。

結婚指輪でこの解釈なのでおしゃれで着けている指輪はもちろん外します。
この他、ピアス、ブレスレット、ネックレスなども同様。

8。ピップエレキバン
落とした時に製品に混入する可能性があるから剝がしましょうか。
エレキバンの話が話題になったことはありませんが………。
面接なんて適性検査含めて長くても2時間ってところですから外しましょう。
面接官も、もし見えちゃうと気になってしまうだろうし。

9。カットバン
これは微妙だなあ。
確かに食品工場は青いものじゃなかったらだめなんだけど、これは一般には出回ってないものだし面接だったら問題はない。
手指に傷がない状態がよいのはそりゃそうなんだけど。



以上が食品工場特有なものです。
このへんを押さえていれば減点にはならないと思います。
工場では最低限守る項目なので、できているからって加点もされないけど。
あとは就職や転職サイトに載っているみだしなみの項目を参考にするとよいかと。