ぐりとぐらの画家が亡くなったというニュースが出てますね。
私がぐりとぐらを知ったのはいつだか覚えていないが明らかに大人になってからだった。
本編を知らないのに解説のような書籍は読んだのである。
タイトルももう忘れたが。
うちに定番の絵本はあまりなかったような気がする。
うさこちゃんの最初のセット、いわさきちひろの絵本が数冊、くらいだったかなあ。
小さな田舎町には図書館がなかった。だから本を借りてくるという習慣はなかった。
私の心に強烈に刺さったのは友人宅で読んだねずみくんのチョッキです。
大人になってから図書館で借りて、父、母、ついでにいとこの嫁に読ませてみた。
ここからネタバレです。
みなあの場面で噴き出す。最後のページが素晴らしい。
それにしてもあのチョッキはいったいどんな材質なんだろう…………。
ぞうさんが着ても破れない。
最後のページで伸び切ったチョッキがブランコになっているので伸びたら元には戻らないのでしょう。
何を言っているのかわからないというあなたは次の休日に書店か図書館へ行くのです。
というわけで、思い出の絵本と呼べるものはねずみくんのチョッキだけだった。