11月3日は文化の日です。
そういうわけで、11月3日に文化服装学院の文化祭に行きました。
3年ぶり2度目です。前回の感想はこちら。
かあちゃんも誘ってみた。
13時に新宿駅集合。さっそく現地へ向かおうとするが母は
「ごはん」
と言う。え、ごはん。計算外だ。
ルミネで母は昼食。私は集合直前に済ませてしまったので、隣でデザートを食う。1時間ロス。
新宿駅から文化服装学院はそんなに遠くない。てくてく歩く。
途中、不動産屋からビラをもらう。学生向けアパートの案内なんだけど、帰宅後よく読むととんでもない内容だった。
・寮は門限が23時までだけど、課題に取り組んでいたら門限に間に合わないので出ていく人が多い
・ロックミシン使用可
うへえ、課題地獄とは聞いていたけど本当に過酷だな………。
そうだよね、深夜にミシンは使えない。
さて、15時のファッションショーを見たいのに到着したのは14時過ぎだった。
まず売店に向かう。売店とファッションショー目当てだからね。
私は最近全く洋裁をしていないので文鎮を買ったくらいで終わった。
型紙をトレースする時はマグカップとか使っている。邪道だ。
ミシンは3年前と変わらず24000円のものも売っていた。
店内はプロ仕様の道具ばかりなんだけど、やっぱり見ていて楽しい。
小さいものでいいからインテリアにボディほしいなあ。そう思ってこども用のボディをよく見ると腹が出ている。幼児体型ですね。
今回もボタンがたくさん売っていた。
しかし現在進行形で服を作ってないから買っても仕方ないんだよなあ、ということで購入は見送った。
編み物派の母がどう見るかは謎だったが「この店はいい………!!!」と言っては大はしゃぎ。
少々だけど編み物の道具もあったので「こんなものもある、安い!」と買っていた。
教材用の布屋もあるのだが、素人向けではないので素通り。
そんなことしている間にファッションショーの時間です。
10分ほど前に会場に入ったので席は5列目くらいだった。
文化祭自体は自由に出入りできるけど、このショーはチケット制です。無料です。先着順で、受付開始と同時に瞬殺というわけではなかったけど当日までには予定枚数終了。
ショーは20分くらい。すべてを学生と教職員で作るステージだそうです。
数十人いるモデルもスタイルがよい。
体の線が出るような衣装なので舞台が終わるまで絶対太れないなあと思いながら見たり。
でも鍛えている感がまったくない、モデルとしては素人って感じなのがまたいい。
ショーは70年の伝統があるというアナウンスがあった。卒業生がすごい人ばかりなのでプレッシャーもすごいんだろうなあ、と思った。
ネットでちょっと調べるとファッションに詳しくなくても知っているデザイナーばかり出てくる。
隣で見終わった母は「いいものを見た」と言って満足そうだった。
その後は校舎での展示を少し見て帰ることにした。
若い子が好みそうな服が多い。
ところで、ここの学生さんはスタイルが良くて服装も個性的。
新宿駅に向かいながら
「でもさー、家の周辺であの格好は奇抜なんじゃないかなあ」
という話になる。私も母にはよく
「ここは横浜じゃないんだよ、派手な服は止めてくれ」
と言われたことがあった。オレンジ色のワンピースとかなんだけど。色が派手なの。私は
「そうなんだけど、そこで自分を貫けなかったらファッションの世界で一流になれないんじゃないかなあ」
と思った。