最初この記事は
「食品会社の人のおすすめの分析化学の本」
というテーマでひねろうとした。
ひたすら食品会社の品質管理目線で分析化学の本について語ろうかと思っていた。
農学系の学校で食品関係の勉強をすると分析化学って出てくるんだけど(たぶん)、分析化学自体は化学工業なんかでもやっている手法なので、食品に特化した本はなかなかない。
あることはあるけど、大学の学問の本だよね。。。。もっと言うと著者の所属している大学の授業のために書かれたテキスト。
私が不勉強なだけかもしれないが、食品メーカーの品質管理室勤務者だけに向けた分析化学、検査の本って見たことがない。
内容が盛れないから企画できないのかなあ。そもそも需要があるのかどうかもわからない。
うーん。
どこの企業の例、ではなくてどこの企業でも使えるように編集した理化学検査の本。
ページ数が稼げないなら微生物検査を盛っても…………気が進まないけど。
微生物検査は10社あったら10通りって感じなので収拾がつかなくなるのよね。
ここまで考えて、自分で本を出すならなどという方向になってきてしまった。
メーカーの人向けなら
・理化学検査
・微生物検査
は必須で、これに官能検査を………あんまり詳しくないけどページ数稼ぎのために盛るか。
というわけで目次を考える。妄想はじまりはじまり~。
【はじめに】
・服装
・現場の入り方
・器具、薬品の扱い
・ガラス器具の洗浄
・検査室のルール
・現場でのサンプリング方法
作業着の着用も順番があるなど独特です。
こういうのは巻末にさらっと触れている程度の書籍が多いのですが、食品工場では超重要なので巻頭に持ってきます。
サンプリングの際、手が汚染されていたら結果に影響ありますしね。
全体を通してなんだけど、イラストや図はふんだんに使いたい。
食品会社の検査室って専門の学校で教育を受けてきた人が入職するとは限らないので(特に契約社員、パート)「そこから?」と思わずに読ませたい。
【理化学検査】
・pH メーター
・糖度計(塩分も)
・滴定
・クロマトグラフィー(GC、HPLC)
・検量線
・レオメーター
分析化学の本にはいろーーーーーんな手法が出てきますが、食品会社なら機器はこんなもんでいいです。
GCだとかは持ってない会社の方が多いと思う。
私は食品会社10社くらいで検査してきたけど、GCは経験がない。
これ以外の機器は超高価なので(1台数千万円の世界)、入職した会社で教えてもらえばオッケーでしょう。
検量線の概念がわかってればよし。食品以外にも潰しが利きます。
分析の本には原子吸光だのICPだのも出てきますが食品だったら検査機関と植物油の会社くらいしかやってないんじゃ?
だから私が編集するなら除外します。
ここで問題なのは、理論をどこまで盛るかなんだよな。
原理的な話は難しくなりがち。。。難しくしたくない、私が理解できない。
そこは飛ばして「何のために検査するのか」だけでもよさそう。
どういう人を対象にしたいかわからなくなってきたぞ…………?
【微生物検査】
・ピペットの操作(メスピペット、電動ピペッター)
・希釈の有無
・培地の種類、作成方法、培養時間
・混釈法
・ふき取り検査、落下菌検査
・クリーンベンチ、オートクレーブ、インキュベータの扱い
2番目に注意。希釈の有無っていうのは会社による。
というのはふらふらやってるからこそ知っていることなんだろうなあ。。。。。
飲料は必要ないし総菜など固形物は希釈必要。まあ植物油だったら菌検査自体必要がないんだけど。
これに培地の種類を取捨選択するので上でも述べた通り10社あったら10通り。もう。。。
画線とか斜面培地とかそういうテクニックもあまりやらないので、もしあるなら入職した会社で教わってください。
【官能検査】
・五味識別
・劣化したサンプルを判断できるか
・乱数表作成
私はこれを準備する側にいたことがなかったので、このくらいしか思いつきません。
【その他】
・結果の扱い
分析は分析結果を品質改善に生かすなどしないと何の意味もない。
このへん考えるのは基本的に正社員で、品質管理の面白さでもあると思うんだよね。
私が編集したいものは分析や検査がメインなので深追いはしません。
深追いはしませんが、いわゆる統計的手法について。
食品会社はあまり………………いや、ほぼ使ってない。
10社くらいふらふらしてきて、使っている会社はなかったのでまったく普及していないとしてもいいような気がする。
Xバー管理図とか出てきません。ほんとだよ。
石油化学メーカーで使っている人たちを見て
「本当に使うんだ」
と感動?したものでした。
だから普通の品質管理の概念、QC七つ道具などは除外します。
使わないものを出したところで読み手を混乱させるだけです。
妄想も2000字を超えてしまった。
自費出版したいけどカネはない。配るルートも持ってない。
私の頭では目次を考えるのが限界だ。
今日は七夕なので、願い事です。
誰かこれを膨らませて紙の本という形にしてほしいです。