きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

選書サービス4

草叢さんに発注して、届くまでだいたい半月。

長すぎず、短すぎずという感じ。

 

5冊の本が届いた。金曜の20時30分くらいにやって来た。

そのうち1冊を読み始める。今野敏「慎治」です。

書店に平積みされているのをちらっと見たことはあるので作者の名前は知っているけど、作風はよく知らん………。

内容はオタク全開でした。1997年に出た作品で、主人公は中学生。私はこの時高校2年生なのでほぼ同世代だわ。

私のガンダム知識は主人公の中学生くらいなので(劇場版三部作を見た程度)、最初に大人に対して引く主人公の気持ちはわかる。

というか、ガンダムの設定というか公式の歴史ってそうなっているのか。

個人的な感覚だけどファーストガンダムってもはや教養だと思うことがあります。

気が付いたら3時間が過ぎていた。一気に読んだ。

 

過去記事のまとめっぽくなったけど、その他。

・流れ

メールフォームから申し込む

選書リストができるまでどのくらい時間がかかるかというメールがくる(翌日)

選書リストがメールでくる(ここまで2週間程度)

確認して返信(既に持っているものがあれば再選書してくれる)

入金(返信から2日程度で案内が来る)

発送(入金確認から1週間で発送という案内だったが、実際には3日くらい)

到着(時間指定はできません、再配達してもらった)

読みましょう

 

入金について補足。

指定された口座に入金します。カード決済ではない。面倒だと思う人もいるかもしれない。

私はネット銀行からオンラインで入金した。

 

発注から到着まで3週間程度かかります。待つ身としてはリストが来るまでが長いが、決して放置されてはいない。

返信、入金から到着までは早かったように感じる。

 

・事前にメールでリストを教えてくれます

既に読んだものは却下してよいというシステムです。

苦手な歴史ものも入っているけど却下しなかった。そういう出会いを期待して申し込んでいるわけだし。

もしかしら読み進められないかもしれないけど、その時は「合わんもんは合わん」と開き直った世界が見えると思うの。

 

・最初のアンケートである程度指定はできる

ホームページの選書例を読むと、テーマはある程度指定できそうだと判断できた。

そこで「1冊で完結するもの」「恋愛ものは苦手」とだけ回答した。

歴史ものも興味はないんだけど、そこは書かなかった。「興味がない」のであって「読む気がない」わけではない。

「入院中の友人に」なんていう抽象的な指定をしてもよさそうだった。記入例にはそういうものもあった。

あまり絞っちゃうとこのサービスを受ける意味がなくなってしまう。

 

・届くまでわくわくする

事前にメールでリストが来るけど、実物が届くまでの間に興味が削がれるかと言われたらそうでもなかった。

内容も検索はしなかった。

箱に入ってきますが「どんな表紙なんだろう」などと思いながら開けるのがたまらん。

 

・基本的に中古

新品との割合を最初に聞かれるのでそこは好みの問題なんじゃないでしょうか。

私は何も指定しなかったので、3,000円で新品1冊、中古4冊です。

でも別に。著しい汚損がなければそれでよし。

3,000円で選書料、送料も込みです。本の値段もメールに明記されています。

書籍が2,500円くらいで、残りは送料だと思います。

 

・好きな作家との関連性

既に持っているものと重複を避けるためなのかもしれないし、好みをつかむためでもあるかもしれない。

清水義範と回答した。

初期の短編なんかを好んで読んでいた時期はあった。15年前だけど。

この作家は名古屋出身なので、名古屋ネタが非常に多いです。

*1

偶然にも、草叢さんは名古屋市内に実店舗があります。オンラインで購入しているから全然意識していなかった。

というわけで、三谷幸喜の「清須会議」が入っていた。

選書者のコメントにも「名古屋で1冊」と書かれていた。

歴史の教養がないけど、頑張ってみる。

 

・気づき

小説を最後に読んだのが15年前までさかのぼる上に、清水義範である。しかも短編がメイン。

あとは仕事関係しかない。

これをどう判断されるかとは思っていた。

小説は20代の頃にしか読んでいなかった。年を取ると本そのものが読めなくなっていた。

この10年くらいは仕事関係の本ばかり眺めていた。

何か読みたい気持ちはあるのにその「何か」がわからない。

だから、おカネ払って他人が選んでくれるなら本棚に新しい風を入れたいと思った。

週末に一気読みなら、350ページくらいなら読めることがわかった。

ストーリーが頭に入らないんじゃないかと思ったけどそんなこともなかった。

だから、週末はもうちょっと本を読んでみよう。

 

他の本も今読みたいけどもう1時だ。寝る。

もう1社申し込んでいるけど、届くのはまだ先の話なのでこの話はいったんおわり。

*1:「蕎麦ときしめん」「きしめんの逆襲」「大名古屋語辞典」など。

「やっとかめ探偵団」は原作読んでないけど、ネットに流れていたアニメは見た。もう名古屋ネタがこれでもかと。小ネタは地元民じゃなかったらついていけない内容ですね。

「金庫の夢」という小説に至っては最終章が上下2段になっていて、愛知県民用のラスト(確か上段)とそれ以外の都道府県民用のラスト(確か下段)の2パターンがあるという………!!!