私は2018年6月17日現在37歳です。もうすぐ38歳。
職は基本的に食品業界。ま、現実逃避に違う業界に単発バイトも行きましたけどね。
メーカーというか、工場で品質管理をやっています。
正社員も派遣も契約もやった。
で、食品会社の品質管理業務なんですけど、雇われている企業の考え方や雇用形態によって関わり方が違ってくるのね。
ちなみに卒論:詳しくは端折るけど、酸度とかケルダール法とか。要はみんな滴定して計算する方法。
1社目:正社員。ごく簡単な理化学検査。
2社目:派遣。微生物検査10割。
3社目:正社員。会社自体小さかったので「割と」何でも。それについては次回。
4社目:派遣→契約*1。機器分析9割くらい。その他はやたら改善提案とか。
5社目:派遣。現場でサンプリングと理化学、微生物検査。検査と現場で半々。
6社目:ここは………何だったんだろう。
7社目:派遣。理化学1:微生物検査9
8社目:現職。派遣。理化学と微生物検査。半々。
食品会社の品質管理って、検査とその他に分かれると思っている。
この記事では検査の話。
1.微生物、2.理化学、3.機器の順にやります。
自分で言うのもなんだけど、微生物検査の基礎はともかく手技はある。
食品会社なんて、混釈と塗抹ができれば基本的にはやっていけるんじゃないでしょうか。と、簡単に言ってみる。
ペトリフィルムとかその他の技法はそこで教えてもらうしかない。けどそこまで難しいことはやってない。
理化学検査も慣れでしょうね。項目は商品による、としか言いようがない。
pH、Brix、水分、塩分、粘度、比重等が該当するんだけど、操作自体は微生物検査より簡単なので行った会社で教えてもらいましょう。
ビュレット使った滴定もやる会社はやるが、そんなもん入職してから身に着ければオッケー。私もう5年以上やってない。
機器分析ですが、液クロ、ガスクロが食品会社では使うのかなあ。
液クロは液体の商品を扱っている会社なら機械もあるけどガスはどうなんだ。
経験が全くないわけではないが、やってみて向いてないことを悟った。
だからこのへん扱う企業に応募する気もない。
どの検査にも言えるけど、実験の基礎*2を人生のどこかでちゃんと身に着けておかないと社会に出て応用は効かないよなあ………。
流しの検査員やるつもりならなおさら(最初からそんなもん目指す奴はいないと思うが何があるかわからないのが人生ですからね。配偶者が転勤族で頻繁に職を変えざるを得ない、とかは十分あり得る)。
ぐだぐだ書いたけど、
・検査なんて慣れ、未経験のものはそこで教えてもらえ*3
だな。だからある程度の柔軟性は必要かと。
正社員ならこの他に「食品会社の品質管理*4」としても業務ができないといかんのだが、それは次回。
今回は長いだけでぼんやりしたというか、タイトルと一致しない内容ではあったけど、次回は短いですよ(まあ、このブログは備忘録だからいいか)。