かなり古い記事なんですが、高校普通科の理科の実験についてネットで情報漁ってたらこれが多々見られた。
そう言えば、実験の1回あたりの費用とか考えたことなかった。 私は普通科出身ですが、あの高校はそんな金額じゃ絶対に足らんと思う。
物理は科目の性質上実験はやってないし、地学は選択してないからわからんのだが、化学と生物はけっこうやった。
化学は4人くらいでひと班だったけど、生物は2人単位でやってた。
頻度は化学が週1回くらいで生物は不定期な感じ。
生物の教員は毎年5月になると海にサンプルを獲りに行くんだ。マジで。
そして 「タコも獲ってきたけどは他の先生が食べちゃった」 とか始まるわけ…。
そういやDNAとRNAの模型を作ったこともあったなあ。
……紙で作るの。画用紙に印刷されたのを自分で切って貼って納期に間に合わないから他の科目の時に内職を…… 私はよくここで親から理系を強制された、と言っているけど理科の面白さに目覚めたのは生物の観察の時間です。
ユスリカか何かの染色体を観察した時に先生が顕微鏡のぞいて 「キレイにできてるね」 と言ったのがきっかけで理科って面白いんだ、とわかったんです。
でも動物嫌いなので食品関係を選びました。
実験って大切ですね…。
化学は特にこれと言って覚えてないが、滴定を初めてやったのは高校時代。
確か市販の酢を中和滴定したはず。
ホールピペットもビュレットもメスフラスコももちろんあった。
滴定……今でも泣かされてやってます。
友人はナイロンの実験(合成?)がおもしろかったらしい。
分液ロートはあったけど、何故か生徒は扱わせてもらえなかったな。何故だ。
これ、理系クラスのみの話ではないです。
文系も理科3科目やってたので、理科の予算いったいいくらかかってたんだろうか。
うちの文系と理系の違いってせいぜい
白衣を強制購入させられない
ことくらいだったように思うのだが…。 理系クラスは白衣を強制購入させられたが、名入りだし私は大学入った後もそのまま使ってました。
こんなに実験重視できたのも、公立で、進学実績真剣に重視してなかったからだよなあ…。
※当時(1997年前後)の話です。今そんなこと言ったら怒られるな、うん。
高校時代の理科って実験の思い出しかない。
【2021/9/11追記】
これが普通なんだと思ってました。本当に。
大学時代にこの話をすると「お前は本当に普通科出身か?普通科でそこまでやらんぞ?理数科出身なんじゃないのか?」とよく言われた。
滴定の話が出てきますが、大学の卒論の実験はもちろん、社会に出てもやってます。
大手企業は自動でできる装置があるのでビュレットでの操作はもう10年以上してませんが。。。
またやれって言われたら、できるかな。。。