これが3500記事だそうです。
たぶんこの話は別のところでもしていると思うが気にしない。
【なつみの母親編】
現在71だが5歳の時のことは鮮明に覚えているという。
この年の冬、母の生家は火事で全焼してすべてを失ってしまったのだった。
毎年行っていたところとは違うところに初詣に行ったのが原因と信じられている。
また、このことにより炬燵に火を入れる初日が決まった。
【なつみ編】
3歳の時の話です。
11月は七五三。七五三自体の記憶はない。
その半月くらい後にいつもの床屋さんへ行くと、また同じ着物を着せられる。
どこへいくんだろう。
着いたのは結婚式場だった。
私が覚えているのはここまで。
いとこの結婚式が3歳の時だった。いとこが新郎。
親同士が20歳くらい離れているのでいとことも20歳以上の年の差がある。
私は覚えているのでまだよかった。
弟に至っては生後2か月だった。お宮参りが終わったくらいじゃないでしょうか。
母曰く「あんたはおとうさんとおいしいもの食べれたからよかったでしょうけど、何であんなにかわいがってきた甥っ子の結婚式なのに、ロビーで自分のあかちゃんあやさなきゃいけないの」だそうです。
それを私に言われても。
しかし母には仲間がいた。新婦の妹も出産したばかりだったのだ!
初対面の二人は
「なんで」
「あたしたちが」
「会場に行けないの」
と言い合い、新婦は
「お色直しの度にふたりの視線が突き刺さってくるのはわかった」
と言っていた。
そんな夫婦も結婚して40年になります。
まだ11月ではないんだけど、新年のあいさつついでに「結婚40年おめでとうございます」とLINEしてみた。
「親と過ごしたより日々より長くなった」
と返ってきた。