神奈川に住んで10年くらい。
基本的に外食はしないし、行くとしてもチェーン店が多い。
実家から母が遊びに来た時は外食になる。私はそんなに詳しくない。サンマーメンは食べた。梅蘭も行ったような気がする。そのくらいしか覚えていない。
ある時
「何たべる」
「何でもいい」
ということになり、苦し紛れにまん天餃子に連れて行った。
まん天餃子は横浜西口地下街の餃子屋。
イートインもあるしテイクアウトできる。このブログでも話題にしている。
仕事帰り、疲れたどーうしても自炊ができない!という時に活用している。
餃子5個、ごはん、スープでだいたい600円。第3のビールとつまみを付けても1001円。
イートインスペースは7、8席。いつ行っても誰かいて、待つことも少なくない。
好きだけど観光客向けではないと思っていた。上で「苦し紛れに連れて行った」と表現したのはそういうことだ。
母を誘ったのは1年くらい前。
たいそう気に入り、もう1回行き、最近実家に帰ったら
「また行きたいー!」
と言う。気に入ってくれたようで。
15年ほど前、まん天餃子に入ったら小学5年生くらいの男児が2人いた。
カウンター越しに店長と話しているのが聞こえてくる。
「ずーっと気になってたの」
「すっごい勇気を出して入った」
と言っていた。
ここなら小学生のお財布にも優しいからますます気になるんでしょう。
当時の物価では餃子とご飯だけなら500円玉でおつり来るだろうし。
私はかなり気軽に入っているけど、小学生だけだったらちょっと敷居が高いのかもしれない。
かわいい。もう立派な青年になったんだろうなあ。