札幌ドームを出たのは22時前だった。
最寄の福住駅22時半の地下鉄に乗ってすすきののホテルへ行く。
ホテルっていうかカプセルホテル。
カネがないというより興味本意。女性専用はほとんどないので。
カプセルは初だ。
受付をしたら館内着に着替えるのか。
えっ、館内飲食物持ち込み禁止?
ホテルで何か買えばいいと思ってたので困ったぞ。薬が飲めない。
取り敢えずフロントで館内の説明受けたらウォーターサーバーはあった。助かった。
カプセルは2段になっていて、私は上段。はしごのようなのを昇る。
意外と広いぞ。テレビこそなかったもののコンセントあるから充電できる。
室内灯もけっこう明るい。いやまぶしい。
しかしこのとき初めて知ったのだがカプセルは簡易宿泊所だからカプセルの内側から鍵はかけられない。
そういうわけで貴重品はどうする。
フロントにロッカーがあったけどあれに預けるのは嫌だ。
鍵ちゃんとかかってるか、とかいらん心配事が始まってしまう。
バッグを枕にし、その上から掛布とんを乗せてその上に頭を乗せて寝ることにした。
勧められないやり方なんだろうが、空間が完全に仕切られている分寝台列車のB寝台とか自由席(開放)とか夜行バスとかゲストハウスよりはマシだ。
こういう宿泊施設なんで睡眠薬は若干減らす。
併設のスパにも行きたかったが体調の問題で無理だった。残念。
つづく