きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

オリエンテーション

大学に入学したら、4月の下旬にオリエンテーションがあった。

1泊2日で知床に行きます。

 

 

1日目は知床五湖の一部を見る?歩く?散策だと思うけど、どう表現したらいいの?

雪はまだ残っていた。

プロのガイドの講義を受ける。

動物の死骸やキタキツネは絶対に触るなと言われる。

エキノコックスのことはこの時初めて知る。道外出身者が多いのでよーくよく言われる。*1

 

さて、宿はウトロのホテルである。

夜は夕食の後が熱いのだった。自己紹介の時間である。

大広間のふすまを取っ払って適当に座る。

並びは適当、座り方も床に直に座る。体育座りやあぐら。正座はしなかった。風呂上がりなので高校時代のジャージ率高。

それまでに仲良くなった人たちと何となく近くに座る。

自己紹介は学籍番号順に行い、学籍番号、氏名、出身高校、簡単な挨拶を述べる。

まだ全員の顔と名前を知らないので良い機会だったと思う。

半数ほどが終わると座る場所はかなり適当になっていた。

というのもみな「私も郡山出身!」とか何とか言って自己紹介の済んだ者のところへ移動してしまうからだ。

私は挨拶を終え、自分が元にいた場所に戻ると知らない男子がそこにいて

「キミも✕高出身か」

と声をかけられた。

まさかまさか北海道で同じ高校の人がいたとは。

この人は浪人していて高校時代の学年が違うこともわかった。だから気づかなかったんですね。

他にも実家の隣の自治体出身もいた。

 

とまあ盛り上がったところで2日目の朝を迎えます。

噂のイベントが待っていた。

あの、例の踊りの練習をホテルの駐車場でやる。

農大生なら逃れられん!!!

大根は持たない。

先生が合格を出すまでひたすら踊る。

合格の基準は特になく、先生が飽きるまで、時間が潰れるまで踊るのだった。

 

 

これでオリエンテーションはおわり。

*1:ちなみにこの時、流氷のことは学校側から特に言われなかった。何でだろ。バイト先の地元の人からは砂浜は絶対に行くなと言われたけど。

たまに冬のニュースで市内の大学生が流氷に乗って沖に流され死亡した、の市内の大学は間違いなくうち。

ネットでは学校側は何も言わなかったのか、というコメントが付くのだが昔はなかった。今はもしかしたら叩き込んでいるのかもしれない。