20年前は18歳でした。高校卒業して大学に入る頃です。そうかもう20年か。
振り返ったら思い出せるかな?
思いのほか長くなった。ていうか超長文だ。もうついてこなくてよろしい。
【1月】
3か月以上前の失恋をまだ引きずる。
毎日泣いて過ごす。数学の時間は積分が理解できないのか失恋が原因かよくわかんないけど突っ伏して涙を流して泣いていた。
【2月】
一応大学進学希望だったので東京なんとかを5回受ける。私立だからそういう荒業可能。
もちろんすべてすべった。
当時は無知だったが、ここの大学は私立だし受かるのにコツ?がいるんだよなあ。
毎日ポストに来るのは予備校の勧誘パンフレット。
親と真剣に話し合った結果、池袋の河合塾(農獣医コース)に通うことになった。
【3月】
3月はこのブログで散々語っているので飛ばします。
1回は書き起こしてみたけど、あまりにも長いのでやめた。2月も過去記事と重複するか。
大学の入学祝はいとこAが、いとこBの営む居酒屋で飲み会。
私が何を飲んだかについては触れないように。
母がトイレに行くと言って席を外した瞬間にいとこたちから
「で、元彼とはやったの?」
などというストレートな下ネタが飛び交うのだった。これは正直に答えたような。
それはいいんだけど(いいのか?)、同席したAの娘は6年生である。
うちは最も興味のあるお年頃の娘の前でそういう質問を堂々とする一族です。たのしいよ。
【4月】
東京なんとかに無事入学する。北海道にはまだ雪が残っていた。
初めてのひとり暮らしだったが、小さい頃から家事には慣らされていたのであんまり困らなかった。
親の目がないので毎晩アルコー(略)。
1月に出てきた失恋をまだ引きずっていたので、子供時代は親を含め周囲と必ずしもうまくいってなかったということもあって、何かから逃れるようにアルコー(略)。
社会に出てからますます傾倒していくのだけど足を踏み入れたのはこの頃ですね。
自動車学校に入学するが、地理的なことを何も知らなかったのでそこは斜里だった。
【5月】
マニュアル車が何なのか知らなかったが、運転は楽しい。
親の方針でオートマ限定は絶対ダメだと言われていたのです。
まさか、自分用にはマニュアル車ばかり4台も買うとかこの時はまったく思ってませんでした。
【6月】
路上教習で教官と巨人戦について意見が割れて降ろされそうになったんだよ。
「昨日の試合だって石井浩郎が*1」
「お前喧嘩売ってんのか。次の信号で降りろ」
「わかりました」
「待て、俺が悪かった。本当に降りるな」
教習所へ行く道はたぶんだけど、ネットで言われている「天に続く道」かもしれない。
片道1時間かかったけど、景色はすごく良かったです。ずっと見ていても飽きない。
もっと見ておけばよかった。
【7月】
寒いのでセーターとストーブが欠かせない。
水曜どうでしょうと出会う。
月末の前期試験には片っ端から落ちましたが、その結果を知るのは9月。
ここから試験というものに泣かされ続けることになるのです。
19歳の誕生日2週間前に車の免許を取る。
【8月】
長くなってきたなこの記事。
19歳になる。
実家に帰ったらめちゃくちゃ暑かった。北海道に慣らされてきている。
親戚のゆうたくん(当時6歳)にANAのポケモングッズを買って帰ってばかりだった。
十数年後、ゆうたくんも東京なんとかに入学するとか当時は知る由もなく。
【9月】
1日。私はこの日のことを忘れはしないと思います。何十年経っても。
サークルの先輩の彼に夕飯一緒にどう?と言われ北浜駅*2で何か食い、持って帰られる。それだけではなく、もちろん?食われる。
いろいろあって私の男性不審は決定的なものになるがそれは半年後の話。
最初から遊ばれていたんですね。私は「彼女と別れてほしい」とは言わなかった。
しかし男性に本気になったのはこれが最後だったような気がする。
左にある「夢のお告げ」カテゴリの彼はこの2年後に知り合った人なんだけど、夢に出てくる彼と付き合っている時から人生で1番好きだったのはこの人だと、夢の人は本気じゃないとわかってしまったわけ。
そういうわけで夢の彼は別れてから15年も、付き合ったこと自体忘れていた。
もう恋愛とか男の人をいらないと思って生きている。
【10月】
秋になった。
他人の車にぶつけた。
【11月】
上の男の彼女の家で女子が数人集まっては他の人が録りためた毎晩水曜どうでしょうを上映するとか。
いろいろ辛いことも多くなってきてどうでしょうに逃げる。
【12月】
雪の季節。
学生実験で滴定ばっかりやってたような気がする。
今は微生物検査で食っているけど、社会に出た頃は滴定もやってた。またやるかもしれない。
初めての夜のフライトで誘導灯の美しさに感動する。
しかもクリスマスだったので機長が「メリー」とか言ったとか何とか。
実家に帰ったら父はあの「2000年問題」で会社に駆り出されていた。
やっぱり若い頃というのは記憶力あったんだな。
もっと力ずくでも勉強すればよかった。
このへんの記憶を洗うとやっぱり恋愛とかセックスなんて人生に必要なかったんだよ、と思う。