きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

鶴見線'24

鶴見でふと降りた。鶴見線の海芝浦行き列車が20分後にやってくる。

乗ろう。海を見たいと漠然と思っていたからだ。その海は熱海あたりを想定していたのだけど、鶴見でもいいのかもしれない。

発車は14時50分。15時に海芝浦駅着。

車内はカメラ持った男性がちらほら見られた。平日のこの時間だったらビジネス目的の人はあんまりいないだろうな。私も含めてみな観光客って感じがする。

鶴見駅ホーム。

駅名の表示と海と鶴見つばさ橋。ベイブリッジではない。

この駅は知っている人は知っていることなんだが、改札から出られない。

海芝浦という駅名の通り、駅自体が東芝の関連会社の所有物なんです。

15年前に来たときは東芝だったはずだが、今回来てみたら関連会社になっていた。

従業員しか外に出られません。

自動改改札のような設備はあるのだが、これは一般人の改札ではない。出口に駅事務所に似たような建物があるが、JRのものではなく東芝の守衛。

構内から出られないが、簡易型のSuicaがある。出場用と入場用があるのでそれぞれにSuicaやPASMOをタッチする。

これが時刻表。

私が降りたのは15時なので、15時16分に乗らないと次は16時53分だ。

ここで1時間半過ごすのはとてもきつい。

上で構内から出られないといったけど、簡易型Suicaで出場すると海芝公園という東芝が管理している公園に出られる。ベンチもある。

ところどころ製品の案内なんかもある。

川崎駅の東芝科学館もそうなんだけど、原子力発電に携わっていることをちゃんと表示しているのがよいと思う。

昔「原子力発電所ができるまで」みたいな動画を見たけど、横浜の工場で原子炉を作って~の下りはここの工場だったのだろうか。正確なことはわからないけど。動画はニコニコ動画で見た。まだ転がっているのかな?

お世辞にも美しいとは言えない海。

鶴見つばさ橋の前を船が横切ってゆく。

真ん中の橋が鶴見つばさ橋、左が東京ガス(発電所だったはず)、右方向が大黒町。

さあ、帰りましょう。

海芝浦は「乗ってきた列車に乗って鶴見駅まで戻る」というのが正しいと思います。

この駅は終着で、折り返し鶴見駅まで行きます(ただし終電はわかりませんが)。

海芝浦駅での停車時間は15分ほどですが、この間に海芝公園は1周できる。非常に小さいのだ。

楽しみ方は人それぞれなんでしょうけど、ホームから海を撮影してもまだ数分余る。

だから「次の電車で戻ろう」とは思わなくていいと思います。乗って来た電車で帰った方がいいです。

そういえばこの駅の楽しみ方って、他の人はどうなんだろう。

私は工業風景と海を見たいから数年おきに行っている。

でも私の好みは石油系の蒸留塔なので海芝浦の景色ってそこまで萌えを感じないんですよね。

今回は車内に老若問わずカメラ持った男性がけっこうな人数いた。

鉄道ファンの心をつかんでいるという印象を受けた。