京急線について。
今回はユーザーじゃなかったらわからん話になると思います。しかしあんまり説明しないので、利き手に路線図を用意して読んでいただけると少しだけわかりやすいかもしれない。
赤は好きじゃない。飛行機のマイル貯めるのにJALかANAか色で選んだくらいだもの。
個人的に私鉄は相鉄が好きですが、勤務地が京急沿線だったこともあるので京急もよく乗る。
京急といえば俗に言う逝っとけダイヤですかね。超曲芸ダイヤとも言われている。
いきなりそこです。
たまに遭遇する。いや、巻き込まれるという方が正しいか。
例えば高崎線だったら事故時は復旧するまで走ってるもの全部止める。
やたら待つ。
しかし京急は動かしながら復旧する。
品川から快特に乗って終点三崎口に行きたいとする。
途中京急川崎で事故が起きたら京急蒲田で普通として折り返し運転が始まるんだぞ。
そういう運用です。
実際、途中駅が終点となり「ひょえ」と思ったことはある。
しかも乗車したときの行先は三崎口なのに、乗っている途中で
「次は終点京急蒲田です、本日に限りこの列車は京急蒲田が終点です」
とか何とか始まり強制的に下車。
そして折り返し回送になってしまうのだった。
京急はJRなどが並走してるから横浜や川崎で折り返しなら振替できますけどね。蒲田はちょっと遠いけど、歩いて10分くらいだからいいか。
このため京急で寝てはいけないとか客もプロなどと言われている。
行けるところまで逝く。土俵のケガは土俵で治せ理論みたいだ。
運転席の後ろに行くとこのときの無線(だと思う)を聞けるので、動画サイトに文字起こししたものがいくつも転がっている。
この手の動画を初めて見たのは10年以上前だったと思う。
当時使ってたのは相鉄だったのに、何で知ったのかは分からない。
相鉄はめったに事故がないというか止まらないイメージ*1。
そんなわけで、最近は京急動画ばかり見ている。
駅員が業務放送で「車掌は後ろ4両の行き先を教えてください」と言っているのには噴いた。
何回も見ているけど、職人の力技ってすごい。
ただ、京急側は動画がアップされていることをどう考えてるんだろうとは思う。
どの動画も関係者の苛立ちがストレートに伝わってきてるぞ。
まあ何とも思ってなさそうだけど。
*1:ただし15年前の話。他社と直通運転始めたから現在どうなのかはわからない。相鉄が止まるとすればスト。直通運転始めたからそれも過去の話になるのかな