きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

1検体当たりの検査及び分析の回数について

学生実験なんかだったら1つのサンプルにつき3回同じ方法で実験やって結果の数値はその平均とかなんでしょうけど(少なくともうちの学科はそうだった)、社会というか民間企業は違うことが多い。

※私は国関係の機関のことはわかりません。

基本一発。 ぶっつけ本番。

1回だけじゃたまたまその数字が出たんじゃん、という突っ込みは禁止。

費用や時間のことなど考えるとそう何回もできるものでもない。

特に菌検査はやり直しがきかない。

惣菜や生野菜なんかは菌の培養に時間がかかるので、賞味期限が来る前に検査の結果が出ない。

じゃあ何で検査するのかというと、後追いだったとしても菌数的に適切なら現場等の管理も適切と見なすので。

何か起こる前に傾向をつかんでおきましょう的な感じ。

まあ、商品を冷凍保存してクレームが出た時に解凍してやり直すことはありますがこれはあくまでも保険。

今の職場は機器分析がメインで商品も日持ちするけど基本は一発。

それで規格外なら2回め実施。

2回めも規格外ならそれはもだめってことで然るべき処置が行われる。 2回めが規格内なら3回めもやって、それで商品の品質について判断される。

ここんとこ、会社によってそんなに大きな違いはない…と思います。