はじめて家族で旅行をしたのは記憶に残っている限り、幼稚園の年長です。
宿泊を伴う移動は親の実家ばかりでした。
宿を取るというのはこの時が初めてだったような気がします。
行先は伊東とか箱根。時期は夏休み。
宿は親の当時の勤務先の保養所。会社が不祥事を起こしたので今はもうないはず。
母はおべんとうをつくったが、残りを昼と夕方の間くらいの時間帯に食べようとしたら
「腐っているかもしれないのでだめだ」
と言われ、食べ物が腐るという概念を知る。
保養所にもプールはあったが、海水浴にも連れて行ってくれた。
翌日はワニ園に行った記憶がある。サルだったかもしれない。シャボテン??あれ?
ハトヤの横を通り過ぎながら
「どうしてうちはハトヤじゃないの」
と言った。ということは、6歳の私の心にもハトヤのCMは浸み込んでいたのだな。
午後は箱根。
彫刻の森美術館に行った。
遊具のようなもので遊んだ記憶がある。
ダビデ像を見て私は「おとうさんのより大きい」と言ったそうな。
これは覚えていません。
尚、タイトルに例外編とありますが、うちの旅行はこれが定型ではないのです。
それはまた今度。