まりちゃんズというコミックバンドの歌に「もうすぐ23才」という曲があります。50年くらい前の曲です。
まりちゃんズはコミックバンドという扱いな上、内容が過激すぎて発売した瞬間に発禁なので知っているとしても「尾崎んちの祖母」くらいでしょう。
何曲か聴いたが親とほぼ同い年の人がこの時代にこんな内容の歌詞*1を作るとは………!!
しかし「もうすぐ23才」は名曲。
もうすぐ23才になる若者が23才を頂点として33才43才………と10年ごとに考えていちいち悲観的になる歌です。曲の僕本人はこれから人生下り坂だと捉えてます。
この歌の43才は
世の中不景気花盛り
女房と子供は食い盛り 働き盛りと人は言う
僕はもうすぐ43
です。
違ってたらすみませんだけど、実際にはこの人たちの40才前後ってバブルなんじゃないか?
でもその前はオイルショックなど不景気だったと聞くので想像する40代前半も不景気ってことなんだろうか。
次の行。私は結婚してないけど確かにまだまだ食い盛りではある。食い過ぎだよ。
働き盛りかと言われれば、そういうのは30代がピークだったとしか思えない。
最近ではもう何もかもついていけないわ。
人生は長いから基準とする点の年齢を変えれば今の自分もまだまだ若いというのはわかってる。
ちなみにまりちゃんズは3人組だったのだけど、そのうちの2人は藤岡藤巻として「崖の上のポニョ」など出してます。
昨年くらいからライブハウスでの活動が活発になってきたのですが、この歌はけっこう歌っているので行ったら聞ける可能性はあるかも。
まあYouTubeで十分ではあるかな。
*1:女にはモテないから男3人でSMやるとか、自分の好きな女性は絶対にうんこしないとか