きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

ぬか床

6月下旬のこと。

ぬか床を入手した。

知人からもらった。その時にぬかや水や塩やこぶを混ぜ込んだ。

日常での取り扱いは一通り説明を聞いた。

 

私は酸味がダメで、今まで漬物も積極的には食べなかったんだけどこれを機にレッツトライ。

6月なのでまだ暑かった。湿気もあるし。

そういうわけで冷蔵庫に保管することにした。

まずは捨て漬けをする。この頃はキャベツなんかも入れていた。

最初は漬ける野菜も手探り。大根やみょうがを入れていたが辛いだけだと思ったので最終的にきゅうりになった。

きゅうりはうまい。だんだん、毎日入れ替えなくてもよさそうだとわかった。

2、3日にいっぺんきゅうりを入れ替える。よく混ぜる。キッチンがぬかだらけになる。

おいしい。

そんなこんなで3か月が過ぎた。3か月も過ぎていた。

 

昨日のことである。

おかしい。

ぬか床を持った感触がおかしいのである。粘っているっていうかなあ。

きゅうりの味も違う気がする。

様子見だ。その間にネットで情報検索。

雑菌説が有力なのかもしれない。

あとは納豆菌説なのだがこれは違うのではないか。

確かに納豆を買った。冷蔵庫内に同居していた。が、それは2週間くらい前の話だ。

学生時代より納豆菌は超強力だという噂は聞いていた。

しかし、そんなに強力ならすぐに増殖してぬか床の乳酸菌を滅ぼしてしまうはずである。

 

取り敢えず、ここらへんが寿命なのかしらん。

ぬか床をどうするかはちょっと考える。廃棄になる可能性大。