きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

どこいくの

mont-bellのTシャツを着てcotopaxiのリュックを背負う。

 

仕事だよ。

 

 

ここで終わると読んで損するだけなのでもうすこし。

だって製造業の工場勤務だよ?

キラキラな服装で行ってもなあ。

最近はTシャツの方がらくちんみたいで原田治のとmont-bellのを交互に着ている。

食品→化学(派遣社員、品質管理部に限った話)

この記事は実験的に有料にします。

内容的に需要がない、現段階であまり表に出したくない話なので。

もしかしたら無料に戻すかもしれませんが(戻せるかわからないけど)。

 

 

 

派遣で求人を探すとします。

テンプスタッフは求人検索は超大雑把に「研究開発・実験系」です。業界は関係なく結果が出てきます。

そうなると「未経験可」という文言が出ることがある。

ならば「応募できるかな?」と思いますか?思いますね?

該当する人がいるとは思えないんだけど、食品の品質管理経験者が化学業界へ応募するときの注意点?を考えてみる。

大学時代のバイト

今週のお題「やったことがあるアルバイト」

 

 

 

今回の話は言葉で説明できないような気がするけど、頑張ってみる。

大学時代は北海道の東側に住んでいた。海に面していた。

1年の5月のある日、課外活動の団体の先輩から

「6月1日から10日間、ほたてのバイトに行ってみないか」

と誘われる。何それいきたい。

先輩はボウリング場で漁師にスカウトされたらしい。だから先輩もどういう内容なのかよく知らなかった。

 

早朝2時半に送迎役の友人がやってくる。

運転手の趣味で社内BGMはJUDY AND MARYのベスト盤「FRESH」だ。

3時に港に着く。

夜明けだ。夏至も近い頃だった。

このバイトは陸で船がやってくるのを待ち、船から来たほたての稚貝をカゴ状のものから出すという内容だった。

こんな感じ。

ホタテ稚貝放流レポート|水産業|網走市

 

リンク先の上から2番目の作業です。

黄色いコンテナに向かって網を振る。黄色いコンテナの上に黒い長いものがありますが、これがカゴ状のもの。網なのかもしれない。3人がかりで稚貝を出す。息を合わせないとダメだと思った。

カゴは3mくらいあったような記憶がある。

出てくる貝は小指の先くらいの大きさで、本当に小さい。

船は2~3回来る。

カゴから一通り出し終わり次の船が来るまでの間は休憩。

この間にコンビニのおにぎりを2つくらい頂く。参加している学生は全員ひとり暮らしなのでこのおにぎりのありがたみは十分わかる。

時給は1000円。現代の都会の子の感覚だったら最低賃金以下なのかもしれないが、20年前の北海道、しかも東側である。

超、超破格ですよ。

私はこのバイトの半年後に居酒屋でバイトをするのだけどスタートの時給は650円。

それを考えるとやはり高い。

 

6時頃に作業は終わり、友人の車に乗せてもらい、帰宅。

家に入った瞬間に着ているものを脱いで洗濯機に放り込み、風呂に入っても、海のにおいが抜けない。

そして学校へ向かう。1限は何とか耐えられたかもしれないが、2限でどうしようもない睡魔と筋肉痛が襲って来るのだった。

1年生の大半は興味本位でこのバイトに参加するため、教員も

「今年ももみんな行ったのね」

くらいにしか思ってなさそうだった。

 

私が経験した変わったバイトはこのくらいだと思う。

この地ではほかにも農家のバイトが充実していて、農業の学科の人はみんな行っていたような気がする。

授業には出なかったけどバイト先で教えてもらったことが試験に出て無事単位が取れたというつわものもいる。

今更だけどむかつく

かなり前に派遣先で違う職種の人、少なくとも生産現場を知らない人に言われました。








「お金に関する法律さえ守っていれば食中毒くらいは許される」


何を作っている会社かわかる人にはわかるかもしれない。
もちろん、どこの会社も食中毒が許されることなどない。この派遣先だって例外ではない。そう思うのは私が部外者だからか。
その人の言い分は
「お金のことは上が逮捕される」
だった。
うーん、食中毒出したら逮捕はなくても会社潰れると思うよ。
まあ過去には潰れなかった会社もあるけど、あれはあれだからだ。
客や世間に対して食中毒なら丸められるとお考えなんだろうなあ。たぶん。
この人はもしかしたらそういう腕を持っているのかもしれない。世間を黙らせる腕が。



ていうか………俺が品質管理経験者なの知っていてそういう発言するか。
それとも品質管理という部門を理解していないのかもしれない。
後者だな、うん。

サラダにかえる

これはなあ…………。

該当企業のことは知らないけど、同じようなもの作っている会社で働いていたことならある。

だから内情は多少知っている。

思うところはあるけどノーコメント。

 

 

みなさんカット野菜で塩素等薬品の使用を気にしている方が多いと思うんだけど、私はそこは気にしない。

では。うーん。

 

 

 

ここで止めます。

高校化学おさらい

ゴールデンウイークの暇潰し、算数の次は高校化学。

10年前に横浜で買った副読本で学習しようとした。

が。図と画像がメインなのでよくわからん。

教科書を引っ張り出す。まだあった。

 

25年ぶりにページをめくる。

こちらをメインにして、副読本も併せてページを進める。

読んでみてわかった。全然覚えてない。

分子?元素?そこからやり直し。

頭の中にすっと入ることもあれば入ってこないものもある。試験を受けるわけではないので無理はしない。

上で覚えてないといったが、そもそも当時一瞬でも覚えていたのか?

履修はしたけど受験科目との関係で授業をちゃんと聞いてない*1

実験は少し覚えている。

 

1日目は1/3くらい読んだところで終了。無機化学をどうにか終わらせる。

ただしそのうちの1/5は演算なんで飛ばしてます。

さて、この教科書は何ページあるでしょう(算数だ)。

*1:うちの高校は文理関係なく理科3科目強制だったので、1年生物2年物理3年化学。受験科目は生物なので化学をちゃんとやる余裕なし。従って授業は定期試験とか卒業のためだけに出席していた。しかしこの記事の通り大学時代はもちろん社会に出てから使っているのは化学である

私と勤務

しばらく、少なくとも今月いっぱいははてなのお題という機能で記事のネタを作ります。

 

お題「始めるVS続ける 得意なのはどっち?」

 

 

私は仕事を「始めて」しまうことが多い。

転職というか転社人生ですよ。

大学を卒業して20年ですが、10回以上勤務先を変えている。

もう正確なことは覚えていない。

食品会社の検査員なので職種は一貫してはいるけど1社で最大3年くらい。

雇用形態にこだわっていないので仕事をゲットはできるんだけどまったく続かない。

知人のみなさん

「何でそんなすぐ仕事決まるの」

という。私にしてみたら

「何でそんな新卒で入社した会社に何十年もいようとできるの」

としか言いようがない。

このような人生なので、1社で勤め上げることを尊いとはあんまり思ってない。

ただただ私にはできないなあとしか思えない。

面接でよく突っ込まれて話は合わせるけど私とは価値観が合わないと思っている。

仕事をゲットするために「これで最後の転職にします」的な発言はするけど、正直「約束できないなあ」と思うし実際その約束は破っている。

 

何でそうなったかは生まれた時代とメンタルの弱さが絡んでいるんじゃないかと思います。

1980年生まれなので思いっきり就職氷河期なんですよね。

成績も悪いし生きていく意欲も全くなかったのでそりゃ就職はできないわ。

ようやっと入れた会社ではキ(略)によるパワハラがあったし。

「まともな会社に行ったことないでしょ」

と言われたこともあったけど世間でいうホワイトな会社も合わないときは合いません。

メンタルはまあ、何ていうか。

 

今は派遣で働いています。

昨年入職したので1年くらい。もうこの派遣先と契約更新はしないつもりなのでまた「始まり」ます。

社会人失格

特別お題「今だから話せること

 

 

 

製造業で品質管理をしている。

中途で入社した会社ではラインは数本あり、そのうちの一つを担当していた。

私が聞いていた説明はこうだった。

「原料から包装までラインAで行っている」

しかし、実際は途中の包装からラインBに移して製造していたのである。

入社して3か月くらいのある日クレームが来た。

食品の謝罪文はどこの会社もだいたい製造工程を説明する。

この会社のテンプレートもこのようなものだったので、私はラインAのみについて説明をする文を書いた。

途中で移っているとは夢にも思っていなかったんです。

上長は

「どうしたらこんなストーリーを書けるんだ」

と激怒し集中砲火を受けた。

 

反論すればいいじゃないかと思うかもしれませんが、状況的にできなかったということだろうなあ。

もう忘れたけど。

思えばこれだけではなく説明していないことに対して起こるミスに激怒するような人たちだった。

 

他にもいろいろあったのですが、これが引き金となって私は壊れた。

この程度で壊れる私が100%悪いんでしょうけど。

まんまと………。

派遣なのにメールアドレスがあった。

 

ある日、マイクロソフトからメールが来ていた。

パスワード変更しろという内容。

?と思いつつパスワードを入れた瞬間、でかでかと

ひっかかりましたね!

という内容のものが飛び出てきた。

従業員が悪質な何かに引っかかるかどうか、会社が仕掛けた罠だったわけだ。

 

そうか、私は引っかかったのか。そうか。

後日再教育があるようです。たぶん。

メールアドレス

従業員にメールアドレスがあるかどうかは、そこの会社によるとしか言いようがない。

雇用形態はあんまり関係ない。

1社目→正社員、メールどころか会社にパソコンがなかった。ワープロならあった。営業は私物のパソコンに会社の携帯電話を繋いでやり取りをしていた。2003年の話です。既に就活はオンラインで行う時代でした。

2社目→派遣、アドレスなし

3社目→正社員、あんまり使わなかった

4社目→派遣、消耗品の発注などに使用

5社目→派遣、なし

6社目→雇用形態不明、なし

7社目→派遣、なし

8社目→派遣、なし

9社目→派遣、なし

10社目→派遣、なし

11社目→派遣、あり。在宅勤務の社員とのやり取りなんかで使用。

12社目→派遣、あり

こんな感じ。

現在は生産予定がメールで流れてくるので受信しかしていない。

もやっ

現派遣先で、監査があった。

私は派遣なので関与しません。

関与しないけど、試験室に客が来たので同じ空間にいる。近寄らないようにしてはいたが、話し声は聞こえる。

ベテラン社員が若手社員に

「××の分析(今)やれる?」

と軽い感じで言った。すると若手は

「嫌です」

とこれまた軽い感じで答えたのだった。

 

 

 

食品会社でこの応答をやってしまったら社内で大問題になるぞ。

終わった後上からぶっ飛ばされるの間違いなし。

表現が悪いかな。もちろん殴るとか肉体的にどうこうはしないけど、雷は落ちる。

「今日はその分析終わっちゃったんですよ」

「今からだとちょっと時間かかってできないんですー」

くらいの表現にとどめておかないと

「やましいことがあるから見せることができないんですね」

という解釈をされかねん。いや、される。基本的に減点しかなくて加点なんてない。

他に同じことができる会社はいくらでもあるんだから監査で「できません」「やれません」は絶対に言うなって言われませんか?食品会社の品質管理の皆さん。

ていうかこの業界、監査って工場を見学するだけなのか?

事前にチェックリスト(50~100項目くらい)がメールかなんかで送信されて、それに合わせて帳票や現場の準備をすごくしなくちゃいけないとかはなさそうだな。

 

 

別に私は口を出す気はないんだけど、もやっとはしますね。もやっ。

何が強いか・食品業界編

知人からひとこと。

「食品会社で強いのは開発と品証できる人だね」

 

概ね異議なし。

 

 

この知人は長いこと製造に携わっている。

転職を何度も試みたが、製造の経験だけでは厳しかったそうだ。

 

私はこう言った。

「規格書を書ける人が強い気がします」

 

規格書、誰がやるのか。

実はここのところはっきりしないんだよな。

私は品質管理や品証の一部をやってきたが、規格書やれないもん。

開発だとばかり思ってた。

でも「えっ規格書できないの」と言われてしまうことも多々ある。

 

まー、本当に強いのはクレーム対応できる人なんじゃないか?

 

 

 

 

大事なことを忘れていた。

品質保証は独立ができん!!!

強くはないよね。

やっぱり製造じゃないかと思う。

誰が言ったか

実家に帰ったら母が嘆いていた。

「おとうさんがね、ペットボトルに口付けて飲んだのを次の日も飲むんだよ」

はあ。一応冷蔵庫には入れているらしいが。 

「あたしはテレビで菌がいっぱい出ているのを見たから『おなか壊すよ』って言ってるんだけど聞いてくれない」

実際、腹はよく下っているようです。

 

私の答えはこれだった。

「そりゃあ………私が言っても聞く耳もたないんじゃないかなあ」

 

「何を言ったか」では「誰が言ったか」とはよく言ったもんだ。

私は食品衛生で食っていた時期もあるけど、今回父をきちんと説得できるかといったら無理なんじゃないか。

昔も父に何か言ったら(それが何かは忘れた)

「老いては子に従え、か」

と言っただけだった。

飲みかけの飲み物

この時期になるとペットボトル入飲料の扱いについての注意喚起がありますね。

口を付けた飲みかけの残りは翌日に持ち越すと危ないよ、という内容です。

テレビの特集だとシャーレで培養したものの映像も出ることがあるけどほとんどの人にはピンとこないでしょう。

菌がたくさんあって汚いのは感覚的にわかるけど。あれも希釈倍率によって汚く見せることはできる。

あとは個人の体験談漫画とかで紹介されていますね。

 

私はお遊びでこの菌を培養したことがあります。

お仕事・図説カテゴリーのどこかにあります(リンクしろ)。

 

とある食品会社で微生物検査を担当していたんですけど、社員から

「なつみさん、私が用意した検体を培養してくれませんか」

と依頼された。この段階で彼女はそれが何かを言わなかった。

予想される菌数によっては希釈が必要です。

私は検体を受け取る時にそれが何なのか問うと彼女は「今日開けて普通に飲んだペットボトルの飲み口です」と言った。

 


どうやるのかというと、まず上の図のような綿棒を使ってペットボトルの飲み口をふき取ります。

左手に持っている容器に綿棒の部分を収納します。この中には希釈液が入っていて綿棒を入れ、キャップをし(綿棒上部の四角い部分がキャップ)振ったり綿棒をもむと10倍希釈されるという解釈になります。

ていうか、いらすとやはよくこんなイラストを描いたなあ。どう考えても需要ないでしょう。細かいことを言うと右手の綿棒の持ち方が違う。

この希釈液を培地と呼ばれる液体で固めて35℃くらいで2日間育てます。

培地には寒天や菌の栄養源が入っていて、50℃くらいの時に希釈液と混ぜます。

寒天が入っているので冷めると固まります。

菌がいれば塊が出るし、いなかったら表面は寒天でつるつるしています。

 

 

私はペットボトルの検査をしたことがなかった。だから菌数の予測もできません。しかし菌はある程度出ると予想できたので

「じゃあ希釈はあった方がいいよなあ………」

と思って100倍(10の2乗)と1000倍(10の3乗)の培地を用意したはず。このへんは忘れた。

で、結果ですが。

具体的な数値は忘れたけど「思ってたより出たな」と思った記憶がある。

1000倍の培地にも10以上出ていたので10の4乗。

飲み物と単純に比較はできないんだけど、惣菜が目視で腐敗していることがわかるのは6乗くらいだったような(うろ覚えです)。
体調を壊すかどうかは体質やその日の体調にもよるんだろうけど、いずれにせよ腐る2歩手前なんじゃないでしょうか。

ちなみにこの時の検体は

・お茶だったと思う

・10月下旬

・朝開封し、日中は常温に置き、直接口を付けて飲む。

・ふき取ったのは16時くらいなので開封から8時間くらい

という条件です。

8時間で4乗だったら一晩置いたら菌が増殖して発酵した結果、ペットボトルが膨れる可能性はあるのかな。

菌数の計算してみたいのだが方法がわからない。もしかしたら人生のどこかで習っているのかもしれないけど。

 

この話つづく。