大手に技術職で派遣されると社内試験は避けて通れない。
あくまでも社内試験。その会社以外ではもちろん通用しない。
しかし受けるのは雇用形態関係なし。強制。
とはいえ業務を教わる中で自然に身に付くものだから試験自体は難しくない。
しかしこれ…………何の役に立つの?
疑問点1
次の仕事探すときに職務経歴書にそのまま書いたって役に立つわけないじゃん。
経験は経験だから書けるけど書き方を間違えたら面接でこういうことにならない?
例)「微生物検査マスターってあるけど何?」
「これがあったら何でもできるということです」
「じゃあ乳酸菌の培地は何使ってた?」
「え?乳酸菌、ですか」
「うちはBCPなんだよね。使ってた?」
「…………!」
派遣から派遣だったら営業のチェックが入るけど、自力で正社員転職するなら社内でしか通用しない資格を取ったといって喜んでいる場合ではないぞ。
でも勘違いする人はするでしょうね。
疑問点2
それで、その前後のモチベーションにつながるようなことは?
疑問点3
だいたい、こういう制度は新卒から定年まで同じ会社に在籍することが前提なんだよな。
だから正社員にはわかりやすいスキルアップになるのかもしれん。昇進とかにもつながるのかな?
しかし非正規に強制するならそれに代わる何かを用意した方がいいんじゃ。
わかりやすく賃金に反映させるとか。
国家資格でもない資格取ったところでその先には何もないからね。
そのために労力を費やせるほど私はお人好しではない。
まあ、自分で非正規選んだのだからそれは言っちゃダメか。
私はそう思うけど、みんなそういう考えとは限らないからうまくやらないと軋轢が出ると思うよ。
派遣会社はそこのとこリサーチしきれないでスタッフを送るのだった。
だから私も知らないで入職しぶーぶー言っている。
ま、ついて行けるけどね。