食品会社の品質検査をしておりました、なつみです。
今は無職です。前の会社で事務職をしている方とLINEをしていたら
「PCRは学校で習わなかったの?」
と問われた。
「座学では」やった。
そういう手法があることは20年前には知っていましたが、私は学生時代の専攻は生化学というよりは分析化学寄りでしたので操作したこともなければ原理もわかりません。
他の研究室には機器があったようだし、検査会社で日々操作している友人もいます。というわけで、周囲に操作できる知人は数人います。
この事務職の方にわかる範囲でPCRを解説してみた。
結論から言ったら解説はぐだぐだになった。
まずは検量線だ。私は検量線が苦手です。ここで躓いているようではいけないんですけど、私は思いっきり躓く。
操作を教わればできるとは思うけど、検量線ちゃんと書けるかなあ。
相関係数がね。
検量線はいきなりやってできるものではなかった。
どんな機器、検体でも多少の腕は必要と思われる。
以前、別の検量線必要な機械やってたことあったけど、相関係数で弾かれて泥沼に陥ると抜け出せないのな。
検量線の解説でかなりの長文になった。
もちろんこのような表現はしていない。
「機械にコロナとわかっているものを使ってコロナと認識させなければならん(検量線………のはず)」
「そうなるとコロナの入手や廃棄の扱いをどうするかという別の問題が生じる」
「機械に認識させたことが正しいかどうか判定する式がある。√の中にΣが出てくるけど(相関係数)」
全く自信がない。私がいまいち理解していないからね。
前処理の解説はあきらめた。今はコロナ用に簡素化されたキットもあるようですし。
それにしても、ネットに出回っている手順を読んでもよくわからん………………。
何で大学卒業できた私。
途中で出てくる電気泳動もよくわかりません。さらっとやったはずなのに。
事務の人やうちの親なんかは「検査数増やせばいいのに」と言ってますが、私は治療法の確立におカネ使った方がいいんじゃないのと何の根拠もなく思います。
実務で操作できる人たちの話を聞いていると消耗品も人材も本当に足らんようですし。
上でも言ってるけど検量線書くのだって腕は必要だし、検査員もそう簡単に捕まらないんじゃないでしょうか。
ちなみに機械は調べてみると安ければ300万円くらいみたいです。高くないです。中古なのかもしれないけど、分析機器としては安い部類です。
が。
検量線ソフトは本体とは別に20万くらい、本体が300万円だとして、解析ソフトが150万くらい、なのかしら???このほかに前処理に必要な消耗品と人件費が上乗せされます。
素人のネットでの情報収集はこの辺が限界です。。。