こんばんは。
今月母親と福岡に行きます。
交通と宿泊は私が負担した。おカネないけど。
父親には何もないのか?と思ったが別に形に残るものじゃなくてもいいんじゃん。
過去記事でも触れているけど、父は数年前にいわゆる6次産業に足を突っ込む。夢中になっている。
圃場の整備や収穫の計画やら何やらよく語ってくれる。
6次産業なので売るところまで考える必要がある。話を聞いているとそこは弱いと感じる。
父は農作物を食品会社に原料として売り込みたいと思っていて、実際に食品会社が見学に来ているようです。
しかし父は電力の人なので、大手に売り込むことしか考えられない。
というか食品会社はCМやっているような大手しか知らない。娘が潰れそうな会社ばかり勤務しているというのに。
要は食品業界の仕組みとか、ぜーんぜん知らない。私も一部しか知らないけど。
「あの企業に売りたい。欲しがっていると思う」
「商社的な会社が間に入っている…………はず」
私も営業や開発の経験はないのでそこらへんはよくわからんけど、この父は相当突っ走っている。思考が飛躍しているとも言える。
先日、名の知れた食品会社が見学に来たらしい。
相手の立場だとかどのくらいの権限を持っているだとかはわからなかったが。
そこで「食品会社がスーパーなど小売店の監査を受ける時にどこを見られているか」という話をした。
世の中にはそこのところ詳しく解説書いている本があるので、ざっくり説明した上で貸した(譲ったとは言ってない)。
農作物の選別にも同じ基準を持ち込まれる可能性はあると言っておく。その農産物の特性上X線検査、やらないわけにはいかないと思うのよなあ………。
そういうのに付いて行けるか?付いて行く気はあるのか?など話してみる。
「ここに出てくる項目って何が根拠なの。法律?」
「客からのクレームの積み重ねじゃないかな。法律よりも監査の方が厳しいよ」
監査項目の根拠?考えたこともなかった。
あとは事故の時に責任取りたくないからじゃないか?
保険証券見せなきゃいけなかったりするからね。
父との議論は止まらなくなるのでまあこのへんで。
母とはどこかへ行くことが多いのですが、父には私が社会人生活で得た特に形のないものをつぎ込む感じです。