酒の席に出席するようになったのは大学時代。
うちは3年生から研究室に配属だった*1。
2年生の12月にはどこに配属なのか決まっていた。
従って2月の卒論発表会は強制参加だった。これは先輩の卒論を聞くだけです。
その夜に続く飲み会も強制参加だった。確かスーツ着用だったはず。
飲み会が強制参加なだけであって、飲酒は強制ではないです。この時点ではまだ未成年者いるからね。
うちの研究室の飲み会の空気はひとことで言ってしまうと
お前、俺の酒が飲めないのか?
注)20年前の話………といっても免罪符にはならないだろうなあ。
もう教員も引退しているのでこの研究室は存在しません。
また大学3年生以上の飲み会なので法に触れてもおりません。
しかし今の世に下記のような飲み会があったらあんまりよろしくないよなあ。
宴会が始まる。
ビールはもちろんグラスだ。
乾杯の時に飲み干してはいけない。強ければやってもいいけど。
ビール瓶持って教員に酒を注ぎに行くのは義務だと思っているが、上級生が先なので、取り敢えずお世話になっている先輩のところへ向かう。
そうすると「お前も飲め」という流れになる。
そこで一口だけ自分の酒を飲み「お気持ちだけ頂きます」と言うと注がれる。
この繰り返し。
自分が4年になると後輩がやってくる。
同級生の間でこのやり取りはない。
宴会が終わるころには自分が最初どこの席にいたか本当に忘れる。
まあ、教員だって40人いる学生全員の相手などできないんだから自分ひとりが行かなくたって問題はないと思うけど。
みんな酔っぱらってるしね。
研究室では飲み会をよくやった記憶がある。
花見*2、暑気払い*3、収穫を祝う何か*4、忘年会、卒論の打ち上げ、卒業旅行、卒業式の打ち上げ(これは教員抜き)、などなど。
私は人間関係が嫌だったので苦痛だったような気がするけど、もう忘れた。
酒の席に限らずうちの研究室が体育会系なのか、大学自体が体育会系なのかわからないけど。
課外活動も上下関係が厳しかったので社会はそういうもんだと思っていた。
社会に出たらみんな年上の人に砕けた感じで接していて大変驚きました。