普段は化粧はしないのですが、面接のときはさすがにする。
しかし、4年くらい前に買ったリキッドファンデーションからは若干の異臭のようなものが放たれているのだった。
まだまだ残っているけどこれを使う気にはなれん、新しいものを買う。
百貨店内のとあるブランドへ行く。
ファンデーションを買いたいと伝える。ここで買うつもりだ。
今持っているものの様子がおかしいと言ったら
「リキッドファンデは油でできていますからね」
と言われた。確かに油だったら劣化するなあ。納得。
そのまま鏡と椅子の前に連れていかれる(化粧台なんでしょうが、正式名称がわからん)。
別の用があって母も来ていたので私の隣で美容部員と話をしながら見ている。
「化粧下地付けますね」
「母さん……………付けるの」
「うん」
すべてのアイテムでこんな感じの会話が繰り広げられる。
美容部員の言ってることがすべてじゃないけどわからん。
私はまたリキッドファンデが良いかなあと漠然と思っていた。
クリームタイプも勧められる。容器は小さめだが私にはハードルが高い。
「この量だったら3年で使い切れる……………かなあ」
「1年で使い切ってください」
「ムリ!」
ボトルを目の前にしてかみ合わない会話。
結局パウダーになった。
勧められるまま眉も描いてもらった。
まぶたを装飾するもの(アイシャドウ?)のブラウンを筆に付けて描いてくれた。
隣の母は「若い子はこうやるのね。いいかもしれない」と言いつつ見ていた。
化粧下地は買ってもいいかなあと思った。多少の現金を持ち合わせているので値段は気にせず買った。
下地、パウダーのファンデ、スポンジ、ファンデのケースで1万円くらい。
レシート見るまで下地は4,000円もするということを知らなかった。
そして、もうすぐ10年前に買ったチークが終わる…………!!!
アイシャドウは………早くしないと干支が一回りしてしまうぞ。