きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

食品会社の開発

今回は食品会社の開発について。

と言っても、私は開発やったことないんだけどね。

私が大学生の頃何故か「大学院出てないと開発部門には行けない」という噂が飛んでましたがあんまり関係ないと思います。

企業の規模を選ばなかったら学歴より栄養士の資格かな…。

栄養士の資格持ってる方は食品会社にもけっこういますよ。

開発は応募条件に入ってることも多々ある。中途採用の場合は足切りのためだと思われるが。

開発に栄養士の資格が必要かどうかは会社の考え方次第だし、栄養士持ってなくても開発やってる人たちももちろんいます。

が、私がいた会社の開発は栄養士持ってる人の方が多かった。

ちなみに、私は栄養士の資格を持ってません。

別に栄養に興味あったわけではなかったし。今もない。

栄養士になるには全日制の学校に通わなくてはならないので今からはムリ(法律で夜間と通信は認められていない)。

 

話を戻します。

その開発ですが。 傍から見てると全然派手じゃない。

まず、試作。

やり方はいろいろあって、小売店が「こういうもの売りたい」と言ってきて試作するとかいうパターン。

こういう場合、何種類か試作して取引先に持って行くのだけど何故か自分の嫌いな食材を使った物が商品化されている。

そして毎日検査するのは品管~♪とほほ。

コンビニなんかだともう毎週新商品を出さなきゃならんので「この時期にはコレ」的なパターンがある程度決まっていて、工場全体が毎週新商品に追われ続ける感じ。

その他、取引先に言われた通りに加工するだけ、そのための試作っていうのもある。

開発の人たちはいろんなメーカーから試作用に食材を取り寄せているので、余るとこっそり品管におすそ分けしてくれます。

試作の段階で品管も食わされることがありますが、いろんな人の話をかき集めると「どら焼きの皮だけ」「みそ汁の汁だけ」等完成品じゃないことも多い。

かと思うと余った食材でさくっと1品作ってこっそりおすそ分けしてくれることも多い。

その他にも商品化が決まったら製造現場に立ち合って落とし込みしなきゃならんし、同業他社の製品の調査もやっているし、商品の規格書作ったりいろいろやってる。

そして彼らは原価計算に追われているイメージが強すぎる。

 

ま、これら全部外野の意見なんですけどね。

 

 

【2021/9/11追記】

私には品質管理とか検査の経験しかないので、結局開発のお仕事の何たるかがわかってない。

別記事でも言っているが、大手企業で開発やりたかったら国立の大学院行きましょう。

東京大学とかいいと思う(簡単に言う)。

中小だったら栄養士持ってれば採用してもらえます。