きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

検量線手動作成

今回の話もアレなのかもしれませんがあんまり気にしないでね。このブログはいつもそうじゃないですか。

 

 

 

 

 

実家で大学時代の資料を整理していたらレポートやノートがいっぱい出てきた。

手描きの検量線が数枚出てきた。

まずは1年生の分析化学実験のときに作ったもの。おそらくこれが初めての検量線なんじゃないかと思う。

2点採用して無理やり成立させている。

もし左から2つの点を採用したらだいぶ値が変わるぞ、と今なら思うけど。

大学1年生のレポートなんで、大目に見てやって下さい(涙)。20年前なので時効時効。

 

2年生の必修で検量線を使う実験はない。

3年生の生化学実験ではまた検量線が出てくる。

1枚目。

2枚目は本当に酷い。

よくこんなのでレポート通ったよなあ。

お気づきの方もいると思うけど、セットのはずの相関係数がどこにもありません。

分析化学をちゃんとやった人には信じられないかもしれませんが、学生時代に習った覚えもありません。私がそれを知ったのは社会に出てから。

仕事だったら上からぶっ飛ばされてる……………。

一応ばらつきまくったことに対する考察は述べている。

操作ミスと当時の私は言っているがそれしかないでしょうね。

試しにエクセルで相関係数を出してみた。

3年生の1枚目。

紙の線は3回測定したのをそのまま落とし込んでるけど、パソコンにはそれぞれの濃度の平均値を入力した。

意外と直線だし相関係数も0.99以上なのでまあ良いと思う。

3年生の2枚目。

相関係数0.97ね。0.9以下かと思ってた。

私機器分析でもっと低い値を叩き出したことあるので。

0.97だったら普通は却下されるというかやり直しでしょうね。

 

それにしてもエクセルで相関係数を求められるのか。ぜーんぜん知らなかった。まあ私、卒後は機器分析メインで食ってきたわけではないからね。

機器に付属しているソフトが処理するものだと思い込んでいた。

またひとつ利口になった、か?

今の学生さんはいきなりパソコンとか解析ソフトを使用するのかな?

自分がそうだったから言うんだけど、手を動かして描いてみるのも悪くないと思います。