きょうのひとり飲み会

太く短くふわふわと

最近のニュース

どのニュースのことだとは言わん。

過去に利益優先型底辺食品工場で品質管理やってたので思うところを。

 

それは日頃からやってなかったんでしょ。

うちの親は素人なのでその日だけ記録がなかったという解釈をしているようだが、それはない。そもそもやってない。断言してもいい。

あーあ、保健所が来る前に帳票3ヶ月分作っちゃえば少々の時間稼ぎくらいはできたのに。

そんなことしなくても帳票をさっと用意できるような工場だったら事故なんか起こさない。

それができなかったということは、品質管理部門が機能していたか謎。

もちろん形としてはあると思うけど取引先に対する飾りだったんでしょうね。

組織として品質管理部門はあってもちゃんとした知識や経験がある人を雇ってるわけではない(言うまでもないがちゃんとした知識=学歴、ではない)。

生産能力を超える受注をする会社なら、経営者は品質管理を軽視して何もなくても目の敵にしているはずだからね。

品質管理は製品の安全、信用に関わる部門だけど1円の利益も出さないから「雇ってやってるだけありがたいと思え」みたいな態度の経営者もいます。

だったらなんかあった時にこっちに責任転嫁しないでくれんか。

私個人はそういう目にあったことはないけど、不祥事起こしたら品質管理部門に丸投げされるのは目に見えている。

工場の倫理観は経営者の倫理観を超えることはないとはよく言ったもんだ。

 

品質管理部員は製品の品質に関わることしかできないから。

私利私欲に走る経営者の教育なんて現実的に無理だから。